世界的な選手たちが集うプレミアリーグ。

かつては、SWP(ショーン・ライト=フィリップス)、RVP(ロビン・ファンペルシー)、AVB(アンドレ・ヴィラス=ボアス)ら3文字で略される男たちがいた。

ここでは、海外の掲示板やSNSで略されることがある最近のプレミアリーグ選手たちを取り上げてみる。

略称:VVD

Virgil Van Dijk(フィルヒル・ファンダイク)

リヴァプールに所属する29歳のオランダ代表DF。

190cmを超える体格を誇り、足元とスピードも兼ね備える世界最強センターバックだ。セルティック時代には突然フリーキッカーとしての才能も開花させた。

膝の前十字靭帯を損傷してしまい、今シーズンは絶望とされている。

略称:KDB

Kevin De Bruyne(ケヴィン・デブライネ)

マンチェスター・シティに所属する29歳のベルギー代表MF。

左右両足でグラウンダー、ロブ、ライナーなどあらゆる球質のボールを使い分ける名手だ。2018年のワールドカップでは日本代表も餌食にした。プレミアリーグのみならず世界最高峰のMFといえる。

略称:TAA

Trent Alexander-Arnold(トレント・アレクサンダー=アーノルド)

リヴァプールに所属する22歳のイングランド代表DF。

リヴァプール生まれで、リヴァプールのアカデミーで育成された生え抜きだ。もとはセンターハーフも兼任していたが、右サイドバックに固定されて大ブレイク。

右足のクロスやサイドチェンジはベッカム級の精度を誇り、戦術眼も兼ね備えている。

略称:AWB

Aaron Wan-Bissaka(アーロン・ワン=ビサカ)

マンチェスター・ユナイテッドに所属する22歳のイングランド代表DF。

クリスタル・パレスのアカデミー時代は攻撃が売りのサイドアタッカーだったが、トップチームでは鉄壁の守備を誇るサイドバックとしてブレイクした。

スライディングタックルの深さは必見だ。2019年にフル代表に初招集されたが、まだ試合出場はなし。

略称:DCL

Dominic Calvert-Lewin(ドミニク・カルヴァート=ルウィン)

エヴァートンに所属する23歳のイングランド代表FW。3文字表記界に現れた超新星だ。

190cm近い長身ながらMFもこなすなど足元とスピードも兼備。また、同僚のリシャルリソンが「クリスティアーノ・ロナウドのような信じられない跳躍をする」と驚くほどのヘディング力を誇る。

2020-21シーズンのプレミアリーグでは開幕5試合で7ゴールと大爆発。リーグの月間MVPを受賞すると、フル代表デビューも果たすなどブレイクしている。

略称:OGS

Ole Gunnar Solskjær(オレ・グンナール・スールシャール)

マンチェスター・ユナイテッドを指揮するノルウェー人監督。

“ベビーフェイスアサシン”と呼ばれた現役時代はストライカーとして活躍した。ユナイテッドでは頼りになる切り札として重宝され、ファンからも大いに愛された。

1999年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でバイエルンを沈めた劇的な逆転ゴールは伝説だ。

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「ソルスキア」という謎の名前表記をされたこともあるが、本人の発音は「ソールシャール」。