日本時間1日に登場するムラドフのKOに再脚光

 米国の総合格闘技「UFC」は31日(日本時間1日)、米ラスベガスにて「UFCファイトナイト・ラスベガス12」を開催する。ミドル級マッチに登場するマフムート・ムラドフ(タジキスタン)が昨年12月に決めた相手のマウスピースを吹っ飛ばす失神KOにUFCが再脚光。公式ツイッターで動画付きで公開すると、海外ファンを再び戦慄させている。

 見ているだけで戦慄を覚える凄まじいKO劇だ。2019年12月のトレバー・スミス戦の3ラウンド。ムラドフはボディー打ちの後、相手の反撃をかいくぐり、右フックを炸裂させた。もろに顎に被弾したスミスは瞬時に意識を断たれたようで、口からは緑のマウスピースが吹き飛んだ。

 まさに衝撃のワンパンチKO。UFCは「相手をぶっ飛ばす! マウスピースも何もかも! マフムート・ムラドフのKOはエグい」と題して当時の映像を公開。これに海外ファンからは「マウスピース飛んじゃってるぞ」「これはエグい」「失神だ」「アメージング」「なんてこった」「ボディショットが素晴らしい」「綺麗に入ったな!」などと再び注目が集まっている。

 ムラドフはファイトナイト・ラスベガス12でケビン・ホランド(米国)と対戦。ホランドも8月の試合でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに輝くKO勝ちを飾っており、激しい試合となりそうだ。(THE ANSWER編集部)