タレントのフィフィが10月26日更新のツイッターで、迷惑YouTuberのへずまりゅうの格闘家転身を皮肉った。へずまりゅうと言えば、スーパーで会計前の商品を食べる動画を投稿し、7月に窃盗容疑で逮捕されていた。今回は大阪で、店員に強引に返品を迫る動画が元で威力業務妨害・信用毀損容疑で逮捕された。

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 一部メディアは、釈放後にへずまりゅうが格闘家に転身するのではと伝えられている。これを受け、フィフィが「格闘技進出…これ不祥事芸能人が安易に“介護の道”のと同じで、『格闘技をバカにするな』的な批判もある気がする。何にしろ、マスコミに“迷惑系ユーチューバー”と報じてもらって名前が売れた様なもんだね」と書き込んだ。これには、ネット上で「確かにどんな方法でも話題になればマスコミが取り上げる風潮ってどうなんでしょう」「これで、ボコボコにされてもへずまりゅう的にはオイシイんでしょうね」といった共感の声が聞かれた。

 フィフィの発言の真意としては、ニュースの取り上げ方次第では、相手の思う壺となり、逆効果になることを懸念しているのだろう。さらに、不祥事を起こした芸能人が反省の態度として示す「介護の道」も皮肉った形だ。介護の仕事は、のりPこと酒井法子が当初は芸能界を引退し、介護の仕事をめざしていると伝えられていた。現在もアンジャッシュの渡部建が行っているとされている。これに対しても、当事者から「簡単に“介護の道”に来る人達がいて、贖罪になるとか思ってるんでしょうか…そんなに簡単な仕事じゃないですよ…」という意見が寄せられていた。

 フィフィと言えば、国際情勢や政治に対する歯に衣着せぬ発言で知られる。自身もタレントとして活動する芸能界に対しても厳しい言葉を向けており、ある意味では一本筋が通った存在と言えそうだ。

記事内の引用について
フィフィのツイッターより https://twitter.com/FIFI_Egypt