アウトモビリ・ランボルギーニは、2020年のモデナ・チェント・オーレに、MUDETECミュージアムから2台(ハラマGTSとカウンタック25th アニバーサリー)で参加した。

クラシックカーイベントの中でも最もダイナミックでエキサイティングなイベントのひとつと見なされているこのイベントは、ローマからモデナまでのルートで20回目を迎えた。

1990年 カウンタック25th アニバーサリーは、ラインオフされた最後の一台であったため、歴史的に非常に重要である。オリジナルのアルジェント・ルナ(メタリックシルバー)のボディとグレーのインテリアを備えたカウンタックは、ル・マン24時間レースで5回優勝、セブリング12時間レース優勝など輝かしい結果を残しているドライバー エマニュエル・ピロが運転させていた。

カウンタックとハラマが駆け抜ける!

「これまでカウンタックを運転したことはありませんでした」とピロは説明した。「そして私は恋をしました。電子補助装置やパワーステアリングなどが邪魔することなく、とてもピュアなパワフルさを持っているのです。少しセットアップはされていますが、とても快適です。このカウンタックのハンドルを握ったことは、思い出に残る経験でした」

もう一台のランボルギーニ、1973年 ハラマGTSは、アウトモビリ・ランボルギーニのコミュニケーション責任者であるジェラルド・カールケが運転させた。この車は、ナチュラルレザーのインテリアを備えたタヒチブルーである。今年で50周年を迎える1970年代の完璧なグランドツアラーの例だ。

2台のランボルギーニはモデナでのレースを素晴らしいコンディションで終え、素晴らしい信頼性と安全性を改めて示したのであった。