アイドルグループ・NGT48荻野由佳(21歳)が、10月18日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。自身がアイドルという立場から、日韓アイドルの違いについて持論を語った。

番組はこの日、グローバルボーイズグループ・BTSの所属事務所であるビックヒットエンターテインメントが2020年10月15日に株式上場を果たし、時価総額1兆900億円(※上場当日。10月20日時点で4日続落、時価総額は2000億円以上減少)を記録したことを受け、日本でも高い人気を誇る韓国の音楽グループ・BTSに注目。

韓国エンタメに詳しいジャーナリストの桑畑優香さんは、人気の理由について「ネットにミュージックビデオをそのままフル尺で流したり、SNSでファンと直接対話するというのを長年やっていて、テレビや雑誌の枠を超え、世界中にファン層を持っている」と分析。

これに対し、荻野は「日本のアイドルは成長の過程を楽しんで、見守るイメージ。韓国のアイドルは最初から完成した状態でドーンとデビューする。日本のアイドルは“応援”する対象で、韓国のアイドルは“憧れ”がたぶん強いと思う。その憧れ感で、真似したいなどとなるのでは」と日韓アイドルの違いについて持論を展開した。

また、韓国で生まれた最先端でキャッチーなものが次々に日本で流行するという話の一例として、親指と人差し指をクロスして“ハート型”を作る「指ハート」が紹介されると、番組MCを務めるタレント・千原ジュニアは「指ハートも韓流の人たちがやり始めたの? お笑い芸人のクロちゃんがやったんじゃないの?」とコメント。荻野が「ねぇやめてー、違うから!」とすかさずツッコミ、スタジオの笑いを誘った。