故障のために日本代表のオランダ遠征を辞退した岡崎慎司は、復帰のめどがついたようだ。

 岡崎は代表ウィーク直前の10月4日に行なわれたラ・リーガ第5節のエルチェ戦で、左足大腿二頭筋を痛めた。このケガで戦列から離れることを余儀なくされ、代表活動にも参加できなくなってしまった。

 そのベテランストライカーは、着実に復帰への道を歩んでいるようだ。現地メディア『Heraldo』が19日付けで報じるところによれば、「復帰まで2〜3週間の時間がかかると予想された時から、彼のモチベーションは一刻も早く“退院”したいというものだった。この目的のために彼はクラブのメディカルスタッフに自身を託し、いいペースで回復した」と伝えている。

 記事によれば、すでに室内からフィールドトレーニングに戻っているとのこと。チームメイトとは別メニューで調整しながらも、水曜日には岡崎も集団トレーニングに復帰する見込みだそうだ。
 

 同メディアは「オカザキは入団以来、体調不良を理由に欠場することがなく、入念な準備をしているプロフェッショナルだった。実は彼のケガでの不在は、まだレスターでプレーしていた2017-18シーズンまで遡る」と綴り、「コーチングスタッフは早急にオカザキを起用したいところだが、彼の状態次第で、首位ソシエダとの試合が行なわれるサン・セバスチャン行きの招集リストに含まれるかどうかが決まるだろう」としている。

 また、もしソシエダ戦に間に合わない場合も、「次に控えているアウェーのレアル・マドリー戦には間に合う」見込みだという。

 ウエスカは、岡崎不在で臨んだ前節バジャドリー戦は2-2のドローに終わり、ひとつ順位を下げて暫定16位となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部