サラゴサとの契約を解除し、所属先がまだ決まっていないのが香川真司に、驚きの新天地候補が浮上した。本田圭佑が所属するブラジルのボタフォゴだ。スペイン・メディア『El Desmarqu』のサラゴサ版が、現地時間10月19日に報じている。

「カガワの未来はブラジルにあるかもしれない。ボタフォゴは彼の署名のために立ち上げる」と題した記事の中で、このリオデジャネイロのクラブが日本人MFとの署名に「非常に興味を持っている」と伝えている。

 記事によれば、スペインでのプレーを望む香川は、ギリシャのPAOKやドイツ2部のハンブルクからのオファーを拒否。ただ、ともにスペイン2部のサバデルやテネリフェが選択肢に挙がっていた国内移籍は停滞しているようで、「彼の将来は、私たちの国(スペイン)から遠ざかっている」と伝えている。
 
 そして、「ボタフォゴが彼に提供するものは、日本人の考えを変える可能性がある」と指摘。かつて、元オランダ代表のクラレンス・セードルフを獲得するなど、南米出身以外の“ベテランのスター”を救うのが好きなチームだとし、最近でもアリエン・ロッベンやジョン・オビ・ミケルとの契約に動いた、説明している。

 もし、香川と本田の共闘となれば日本人にとっては「夢のデュオ」の誕生となるが、はたして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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