映画『とんかつDJアゲ太郎』のイベントが6日、都内・東急プラザ渋谷の17階‶SHIBU NIWA″にて行われ、北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、DJ KOO、ブラザートムが登壇した。

勢いと勘違いが持ち前のお調子者・アゲ太郎役に北村匠海、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子役に山本舞香、アゲ太郎のライバルともなる気鋭の大人気DJ屋敷蔵人役に伊藤健太郎、アゲ太郎のDJの師匠・DJオイリー役に伊勢谷友介、ほか共演に加藤諒、浅香航大、栗原類、前原滉、池間夏海、片岡礼子、ブラザートムらが名を連ねる。監督は、『チワワちゃん』などで知られる二宮健が務める。

本作の舞台となった渋谷を一望できる会場にて、とんかつとキャベツに合う“カラシ色”のスーツ姿で登場した北村。初コメディに挑戦した北村に、山本は「カメラが回る前にいつも変顔の練習をしていて、顔をほぐしてから現場に入る姿に一生懸命だなと思いました。完成を観ても可愛らしかった」と明かす。

続けて、撮影当時は“わがままボディ”だったという北村は「ぽっちゃりどころか、デブすぎるデブでした(笑)役作りということにしておきたいんですが、その時は何も気にせず飲み食いしていたものですから…今より8kg以上太っていました」と告白。「ふたを開けてみれば、とんかつ屋の息子がぷよぷよでいいじゃないかと。その時はここら辺(首回り)とかすごかったですね」と振り返った。

山本は「体操服で走るシーンとか可愛くてしょうがない!太ももがムチムチでくっつきそうで、アゲ太郎って感じでした(笑)」と笑みをこぼす。北村も「ムッチムチでした(笑)その姿で渋谷を走り回って、ほぼ裸なんです!パンツも短くてタンクトップでピチピチ、最初は恥ずかしかったんですが、演じる上で気合いを入れないといけないので、すべてを捨てて走り回ってました」とコメントした。

また、お互い10代の頃にドラマで共演して以来の再共演、プライベートでも親交のある北村と伊藤。「プライベートで会う時間の方が長くなっていたので、現場で会うのが少し不思議な感覚でした。2人で色々話し合ったことが多かったので、一緒に横に並んで立てていることが感慨深くて嬉しいですね」と伊藤。お互いの成長について聞かれると、「お互い良い意味で変わってない」と口を揃えた。

劇中での2人の印象的なシーンについて、北村は「2人でずっとニヤニヤしてましたね。本当に気持ちがアガってましたね!」とにっこり。伊藤も「2人で『売れような!』って言いながらバス乗って帰ったりしていたので、あのシーンを撮っていた時は嬉しさだったりいろんな感情が交錯していました。あのシーンは俺ら2人とも素になってたところあったよな!」と北村に言い寄ったりと、仲睦まじい様子が見られた。

イベントでは、北村らキャスト陣がリモートでつないだ観客と一緒となって総勢129(いい肉)名でとんかつを食す一幕もあった。

映画『とんかつDJアゲ太郎』は10月30日(金)より全国公開

(C)イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会

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