「あれ?なんだか顔の印象が違う……!?」

写真やショーウィンドーに映る自分の顔を見て、そう感じたことはありませんか?メイクの仕方や服装など、さまざまな要因が考えられますが、もしかしたら、見ている顔の角度がいつもと違うからかもしれません。

今回は、株式会社資生堂が実施した調査を紹介していきます。

角度によって、印象が変わる?

正面顔とななめ45度顔、自信があるのはどっち?

相手に与える印象の違いは、自分自身でも自覚している人が多いようで、『ななめ45度と正面から見たときの顔とで自信があるのはどちらか』という質問に対しては、回答者の約7割の女性が、「ななめ45度顔」の方に自信があると答えたとのこと。

顔の印象の違いを感じる瞬間としては、「自撮りした自分の顔を見たとき(41.8%)」が最も高く、次いで「他の人が撮った自分の顔を見たとき(33.5%)」、「メイク中に鏡で自分の顔を見たとき(31.4%)」となっています。最近よくありそうな「テレビ電話やオンライン会議などで、モニターに映った自分の顔を見たとき(21.7%)」といった声も挙がっていました。

なお、自撮りする際に「顔の角度を意識する」と回答した女性は8割以上、「顔をななめ45度にすることがある」と回答した女性は55.0%いたそうです。

いろいろと計算している人が多いよう。(資生堂調べ)

共感している堅実女子も多いのではないでしょうか。若々しく見える、ほっそり見えるなど、自分なりのベストな角度を熟知している人もいるかもしれませんね。

ななめ45度は加齢によるサインがわかりやすい角度

本調査で美容外科医の上原恵理先生は、「ななめ45度は女性が綺麗に見える角度と言われていますが、実は加齢によるサインが最もわかりやすい角度ともいえます。フェイスラインはシミが出来やすい場所ですし、なんといっても自分では気づきにくい頬の下がりや法令線がわかりやすい角度なのです」とコメントしています。

スキンケアやメイクをするときなど、自分の顔を見るときは、いつも正面から見るもの。でも、人と真正面で向き合うことはなかなかないかもしれません。ななめの角度からということが多いのではないでしょうか。

いつも真正面からどう見えるかを考えてメイクをしている人は、ななめからどう見えるかも意識することが必要かもしれませんね。ななめの角度をチェックできる鏡があったり、チェックサイト(https://www.shiseido.co.jp/elixir/naname45-check/)を活用したりしてみてもよいでしょう。

どこから見られても、自信のある自分を目指してみませんか。

【調査概要】
女性の「見た目年齢」に関する調査
・調査期間:2020年6月25日(木)〜30日(火)
・対象:一都三県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)に住む20代〜50代(各世代250名ずつ)計1,000名の女性
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式