18年半にもわたり放送され多くのファンに親しまれてきた、人気サッカー番組「やべっちF.C.」が27日深夜の回をもって、ついに放送終了。ファンはじめ、選手たちからも惜別のメッセージが数多く寄せられている。

 2002年の4月7日にスタートした同番組。最終回ではこれまでを振り返るVTRが流れるとMCの矢部浩之さんは「あかん。やめたくない」と思わず一言。さらにアシスタントの女性アナウンサー2人も涙を流すなど、思いのこもった感動的な回に。そしてエンディングは「またどこかで」と矢部さんが力強く再会を誓い、875回目の放送を締めくくった。

 放送終了後には数多くのファン、そして川崎フロンターレの中村憲剛といった選手、クラブ、日本サッカー協会からも長年の活躍を労う声が続々と届けられており、改めてこの番組が残したものの大きさが分かる結果となっている。

 またそのなかで、今回大きな注目を集めているのが、こちらも27年の歴史を持つ人気長寿サッカー番組「スーパーサッカー」の粋なコメントだ。“やべっち”放送終了直後の0時22分に、「番組あるある」と題して次のような投稿が公式ツイッターでなされている。
 
「ハイライトを作るのは難しい
 吉屬もしろく伝えるために
 イツモ編集には頭を悩ませる
 やばいパスか超絶ドリブルか
 ベテランの奮闘や若手の台頭
 っいつい時間だけが過ぎ去り
 ちゃんと出来たか不安な本番
 !本当にお疲れさまでした!」

 一見番組制作者ならではの苦悩を並べた普通の投稿と思いきや、縦読みするとおなじみのフレーズ「ハーイやべっち!」に。互いに切磋琢磨してきた“ライバル”が最後の最後に熱いエールを送った形だ。

 多くの人に愛された「やべっちF.C.」。番組はここで終わってしまうが、それでも最終回に紹介された日本サッカーの父・デットマール・クラマー氏の「タイムアップの笛は、次の試合のキックオフの笛である」という言葉があるように、サッカーを愛する人々の心の灯は決して消えはしないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部【画像】”ライバル”が局の垣根を超え送った、ラストエールはこちら!