5回まで4奪三振1四球3安打無失点、リーグ2冠バウアーを巻き返せるか

■Wソックス - カブス(日本時間26日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は25日(日本時間26日)、リーグ単独トップの8勝目をかけて敵地のホワイトソックス戦で先発登板した。日本人初のサイ・ヤング賞受賞をかけた今季最終登板。5回まで4奪三振、3安打無失点と好投し、勝利投手の権利を手にした。最速98.4マイル(約158.4キロ)。

 初回は先頭・アンダーソンに右前打を許したが、無失点に抑える順調な立ち上がり。2回は3者凡退に抑えた。3回、先頭・エンゲルの中越え二塁打などで2死三塁としたが、モンカダを3球で見逃し三振。4回もグランダルの四球で先頭打者を出したが、エンカーナシオンの見逃し三振など3人で斬った。5回は先頭・ロバートを一塁手強襲の右前打で出したものの、痛打を許さず。5回まで76球(ストライク53球)を投げ、4奪三振1四球、3安打無失点と好投している。

 前回20日(同21日)の本拠地ツインズ戦で6回0/3で9安打4失点。今季3敗目を喫し、ここ3試合は勝ち星が付いていない。試合前までの今季成績は11試合登板し、7勝3敗、防御率2.22、88奪三振。サイ・ヤング賞を争うレッズ・バウアーは5勝4敗だが、防御率1.73、100奪三振でリーグ2冠だ。今季の最終登板はここまで気迫満点の投球となっている。(Full-Count編集部)