トッテナムは9月24日、ヨーロッパリーグ予選3回戦で、KFシュケンディヤに3-1で勝利した。

 英衛星放送『Sky Sports』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督は「勝てて良かった。3連勝はなお良い。アウェーでの3連勝はさらに良い」と、ホームを離れての公式戦3連勝を喜んだ。

「われわれは自分たちの仕事をしただけだ。ものすごいプレーをしたわけじゃない。仕事をして、ラウンドを突破した」

 開始早々にエリック・ラメラのゴールで先制しながら追いつかれたものの、ソン・フンミンとハリー・ケインのゴールで、残り20分から突き放した。そんな彼らのまわりで、試合前に、あるトラブルが発覚していたようだ。

 試合後の会見で、モウリーニョは「試合前におかしかったのが、ウチのGKたちからゴールマウスが小さいと言われたことだ」と明かしている。
 
「まさかと思って私もゴールに行ってみたら、たしかに小さかった。GKはあそこで何時間も過ごしているんだ。だから、正しい大きさではないと分かるんだよ。私もGKではないが、子どものころからサッカーを知っている。そこに立って、腕を伸ばせば距離感が分かる。だから、すぐに何かがおかしいと感じた。

 UEFAの役員に確認させた。そうしたら、5センチ小さかったんだ。もちろん、われわれは正しい大きさのゴールを取り換えるように要求したよ」

 モウリーニョは自身のSNSでもクロスバーに手を伸ばす自身の写真を投稿。「自分が成長したのかと思ったが、ゴールが5センチ低いのだと気づいた」とコメントしている。

 なお、この日の会場はシュケンディヤの本拠地ではないが、いずれにしても規定を満たさないゴールマウスのまま試合が開催されることはなかった。

 勝ち進んだトッテナムは、プレーオフでマッカビ・ハイファと本大会出場を競う。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部