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英BTグループ消費者部門責任者にして携帯最大手EEのCEOであるマーク・アレラ氏が、アップルの次期フラッグシップiPhone 12(仮)の「発表まであと数日に迫っている」と発言したと報じられています。

アレラ氏は社内ビデオプレゼンにて「アップルの次の大きな発表、5G iPhone(iPhone 12シリーズの仮称)発表まで数日に迫っており、5Gの大きな後押しになるだろう」と発言したとのこと。さらに消費者部門の各チームは、この発売を成功させ、アップルにとってヨーロッパでのNo.1パートナーとなるため1年間準備してきた」と述べています。

これだけであればアレラ氏の勇み足かもしれませんが、同ビデオにはアップルのインターネット関連ソフトウェアおよびサービス担当上級副社長エディ・キュー氏が出演し、複数のアップル提供サービスをバンドルした携帯プラン「Full Works plan for iPhone」を提供する最初のキャリアとなったEEを称賛。つまりアップルが公開前にビデオを事前チェックしていないとは考えにくいため、「もしかして」の可能性が少し高まっているかっこうです。

新型iPhoneは例年9月に発表されますが、今年は「出荷は前年より数週間遅れる」とアップル公式に発表済みです。さらには各方面の情報筋から、iPhone 12発表イベントは10月の第3週ごろとの予測が主流となりつつあります。

iPhone 12シリーズは全機種が5G対応かつ有機ELディスプレイを採用し、3サイズで4モデル。すなわちエントリーモデルが5.4インチと6.1インチ(背面カメラは2つ)、ハイエンドのProモデルは6.1インチおよび6.7インチ(同3つ)になるとの見方がもっぱらです。そして製品名は「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」になるとの噂もありました。

アップルは早めに新製品を発表だけしておいて予約受付は後日という前例が何度もあり、実際に9月16日に発表された第4世代iPad Airも発売は10月とされています。

よってiPhone 12シリーズも数日の内に発表「だけ」される可能性も否定できませんが、iPhone発表ほど大きめのイベントであればアップルから何らかの予告があるはず(新型iPad AirとApple Watchだけの発表でさえあったばかり)。つまり不意打ちでイベントが行われる事態は考えにくいことではありますが、続報を待ちたいところです。

Source:MacRumors