北米では9月の新学期から一部の学校が再開しているようだが、今も在宅でのオンライン授業を続ける学校も少なくない。そんな中アメリカで、自宅でオンライン授業に取り組む幼稚園児の燃え尽きてしまったような姿を捉えた写真がSNSで話題になっている。『Good Morning America』『CBC News』などが伝えた。

米アリゾナ州メサ在住のカーラ・マクドウェルさんが先月7日、Twitterに投稿した写真が話題を呼んでいる。カーラさんにはオーウェン君(8)、グラハム君(5)、エメットちゃん(3)の3人の子供を持つ母親だが、今回Twitterに投稿した写真は次男のグラハム君が自宅でオンライン授業を受けている様子を撮影したものだった。

グラハム君はパンデミックによって幼稚園が閉園していたため、40分ほどのオンライン授業を受けていた。しかし写真に収められたグラハム君はまだ授業中にもかかわらずカメラのレンズを避け、テーブルの下に隠れるようにして椅子の上に仰向けに横たわっていた。

それはまるで、深夜まで仕事をして疲れ切って眠ってしまったサラリーマンのようにも見える。カーラさんは写真と一緒に「私の幼稚園児は40分のオンライン授業で、完全に電池切れモードになってしまったわ」と投稿した。

グラハム君はカーラさんが一瞬だけ長男のオーウェン君の勉強を見るために離れた後、力尽きたような姿になってしまったようだ。カーラさんの投稿は多くの笑いをもたらしたようで、次のような声が寄せられた。

「これがテレビゲームなら授業の3倍の長さはプレイしているのにね。」
「賭けたっていいよ。オンライン授業を終了した瞬間に彼はゲームしてるよ。」
「私の息子もモニターの前にティディベアを置いて、カメラに映らないように遊んでいたわ。」

グラハム君は毎日パソコンの前で朝8時から午後1時20分まで休憩を挟みながらオンライン授業を受けなければならないのだが、その日はオンライン授業が始まって3日目のことだった。そのため「子供に40分の授業は長すぎる」といった声もあがったようだ。

しかしカーラさんはロックダウン中のオンライン授業には満足しており、後日「幼稚園の先生は最善を尽くしてくれています」と投稿し、楽しそうにオンライン授業を受けているグラハム君の写真を投稿している。

画像は『Kara McDowell pre-order ONE WAY OR ANOTHER 2020年8月7日付Twitter「My Kindergartner on a 40 minute video call is a total mood.」、2020年8月9日付Twitter「I’ve gotta say, teachers are trying their best!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)