アップロードした人の顔の画像をディズニーアニメっぽい雰囲気のキャラクターに変換してくれる「Toonify Yourself!」が公開されたので、実際に使ってみました。

Toonify Yourself!

https://toonify.justinpinkney.com/

使い方はシンプルで、上記のURLにアクセスしたら「Upload a photo」をクリック。



自分のPCに保存されている画像をフォルダから選んで「開く」をクリックし……



「Toonify」を押せばOK。画像を変換するのに数十秒から数分ほどかかります。



しばらくすると、アップロードした画像(左)とアニメっぽく変換された画像(右)が並べて表示されました。確かに特徴をつかんでいます。



アップロードした画像は年齢もそれっぽく再現されます。白髪の女性だとこんな感じで……



少年はより幼く再現されました。



ただ1枚の画像につき変換されるのは1人、範囲も顔の周囲に限られます。母親と娘の2人が写っている写真だと……



母親は人の顔として認識されず、娘だけが変換されました。角度の影響もあるようで、顔が真正面から写っているほど適切に変換されます。



うまく人の顔が認識されない場合は「Failed」(失敗しました)とエラーが表示されます。



そして、犬の写真は……



認識されず、残像のようになってしまいました。画像変換は人間に限られるようです。



「Toonify Yourself!」はStyleGANモデルをpix2pixHDにブレンドするという方法でDoron AdlerさんとJustin Pinkneyさんによって作成されました。2人の開発者によると、「Toonify Yourself!」は高解像度画像であればあるほどうまく機能しますが、アニメ映画のキャラクターをデータとして機械学習を行っているため、アニメ映画への登場が少ない「メガネをかけた人」はうまく変換されない場合があるそうです。なお、アップロードされた写真はシステムの実行後、すぐに削除され、保存は行われないとのことです。