今年は開催されないかと思っていた日本代表戦が10月にオランダで行われることになりました。試合が決まって本当によかったと思います。それだけ少しずつ前に進んでいるということです。

Jリーグも19日から観客数の制限を緩和します。まだ声援などは送れないのですが、それでも一歩前に進んだことは間違いありません。ただ今回、村井満チェアマンは「地域ごとに感染拡大状況が異なり、スタジアムの形状もさまざま」なので、「個別の状況に応じ、機動的にガイドラインの適用を判断」するとも語っています。

これは感染者が多い地域などでは、まだ入場者の人数制限などを続ける可能性も示しています。Jリーグは全国一律にルールを適用していましたが、今後は変わってくるかもしれません。僕はそれは仕方がないことだと思います。今は柔軟に考えながら少しでも日常に近づけていくしかないでしょう。

その柔軟に考えるというのは、入場者数が増えたとき観客のみなさんに求められることでもあります。試合を見ているぶんには何の問題もないかもしれません。ですがたとえばスタジアムグルメやトイレに行く際には人数が三密になってしてしまうこともありそうです。

だったら、たとえばハーフタイムの前にトイレに行くなどの工夫をして、自分で自分や他の人の安全を守る工夫は必要でしょう。観客数が増えることがリスクの増加に繋がらないようにするためには、これまで以上の心がけが必要です。

そして、観客数の考え方については地域ごとに差があるのもいいでしょうが、感染防止については「緩和された地域だから緩くなってもいいだろう」ではなく、全国一律でルールを守るということが大事だと思います。そうやってみんなで昔のスタジアムを取り戻せるよう、頑張っていきましょう。