東京都品川区の大崎駅にオリジナルキャラクター「おうさき」が誕生し、その悲しい設定がTwitterで反響を呼ぶ一方、“大崎のマスコット”として知られる大崎一番太郎は「リストラか」といった声もあがっている。

大崎駅のオリジナルキャラクター「おうさき」は、来年2月25日の開業120年を前に誕生。うさぎをモチーフにした愛らしい見た目で、口が大崎の「大」になっているのがチャームポイントとなっている。しかし、その眉は「ハ」の字。どうして悲しそうな顔をしているのかについて大崎駅は、「大崎ってなにもない」「大崎止まりの山手線はいらない」「他の駅と間違えて降りました」と言われ続け、悲しさからだんだんと眉が下がってきたと説明している。

これまで、大崎駅では七夕の短冊やクリスマスツリーの装飾などのビジュアルに大崎一番太郎を採用。さらに、コミケシーズンには構内放送を大崎一番太郎の声(CV山口勝平)で流すなどしていた。

このことから、Twitterには「大崎一番太郎が居るのに大崎駅オリジナルキャラクターだと…!?」「イッちゃんやノンちゃんのイラストを駅でたくさん使ってくれてたのに…!って、ちょっとショックだったよ」「一番太郎『お・し・ま・い・Death!』」といった声も寄せられた。しかし、そもそも大崎一番太郎は、大崎駅西口商店会のマスコット。このため、本人は「キャラが増えてお互いに知名度あがれば共存共栄って感じ?」と先輩の貫禄さえ漂わせる余裕をみせている。「おうさき」の誕生についてコメントを求めたところ、「これからはおうさきもいっしょに地元を盛り上げていけたらと思ってるよー(v)(◎▽◎)(v)」と回答してくれた。