Rayの公式intsgramで募集した「皮膚科の先生に聞きたいこと」で、もっとも多く寄せられたのが「ニキビ」に関するお悩み。どれだけケアしていてもある日、突然あらわれたり、薬を塗ってもなかなか治らなかったり....。そんなみなさんのお悩みに、皮膚科の先生が答えてくれました♡

今回教えてくれるのはこの人!

圓山 尚先生

クリニックフォア新橋院長。お肌の状態に合わせて「内科・皮膚科・美容皮膚科」と幅広い診療科目から最適な治療法を提案。丁寧な問診と、きめ細かな説明にも定評がある、美のかかりつけ医。

Topic 01

まずは正しく知っておきたい、ニキビの基本

赤ニキビと白ニキビの違いって何?

ニキビはまず、毛穴に皮脂が詰まった状態(白ニキビ)に始まり、中で皮脂を好むアクネ菌が増殖して炎症物質を出すことで赤く腫れ上がります(赤ニキビ)

白ニキビは赤ニキビの前段階で、この段階ではニキビ痕を残さず治すことが可能なので、見つけたら早めに対処することが大切になります。

それぞれの正しい治し方が知りたい!

白ニキビは毛穴のつまりを改善してあげれば、ニキビ痕を残さずに治せます。ピーリングを定期的に行うことで予防しましょう。

一方、赤ニキビはできてしまった時点でニキビ痕になるのは避けられないので、いち早く悪化を防いで素早く治療する必要があります。毛穴の詰まりをとってあげるだけでは炎症物質をばらまいているアクネ菌はやっつけられないため、皮膚科を受診して抗生剤を処方してもらいましょう。

市販のホームケアでは硫黄やティーツリーなどの成分がアクネ菌に有効ですので、これらが入ったお薬がおすすめです。

◆おすすめアイテム

⾓質ケア成分AHA1.0%に加え、ティトゥリーオイル※を配合。古い⾓質を洗い流し、肌を清潔に保ちます。毎⽇のピーリング洗顔で、きめ細やかな肌へと導きます。※整肌成分

スキンピールバー ティートゥリー(脂性肌・ニキビ肌)135g 2,750円(税込)/サンソリット

皮膚科ではどんなお薬を処方してくれるの?

皮膚科で処方する際のお薬は、大きく分けて毛穴のつまりを取るピーリングのようなお薬(ベピオゲル、ディフェリンゲル、エピデュオ)とアクネ菌をやっつける抗生剤(アクアチム、ゼビアックス、ダラシンなど)に分けられます。

主治医の先生に教わったとおりに外用するのが基本ですが、どれが白ニキビに効いて、どれが赤ニキビに効くお薬か理解した上で塗るとより高い効果が得られると思います。

Topic 02

意外と知らない!ニキビと保湿の関係性

ニキビができているときは、保湿してもいいの?

ニキビの種類にもよりますが、保湿は効果的です!

保湿することで不要な皮脂の分泌を抑えることができるので、保湿はできる限り行いましょう。毛穴をつまらせてしまうことで、中でアクネ菌が増殖し赤ニキビになるわけですから、できるだけ水っぽいサラサラした化粧水を選んでください。

ローションや乳液、せいぜいクリームまでにして、ワセリンのような軟膏やシアバターなど硬い油はやめましょう。

適度な保湿ってどのくらい?

保湿はお肌がしっとりする程度で十分です。保湿剤は皮膚に潤いを与えるモイスチャライザー(化粧水)と、水分が出ていかないようにフタをするエモリエント剤(乳液やクリーム)に分けられます。

まずは化粧水で肌に潤いを与え、そのあとに油分を含んだ乳液やクリームをぬってあげましょう。お肌がしっとりするくらいが適量です。

Topic 03

気になるニキビの質問あれこれ

自宅でできるケアを教えてください!

ニキビは皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、中で皮脂が溜まった結果アクネ菌が増殖、炎症を起こすことが原因ですので、毛穴の詰まりを解除する皮脂の分泌を抑える、ということが重要になってきます。

毛穴の詰まりをとってあげるには、ピーリング剤が簡単でおすすめ。定期的にピーリングを行い、白ニキビの段階で治してしまいましょう。

もう一つは過剰な皮脂の分泌を抑えることですが、ビタミンB2は過剰な皮脂の分泌を抑えてくれる効果があります。動物のレバーや卵、きのこ、納豆などに多く含まれているので、サプリメント等とあわせて効率的に摂取するようにしましょう。 

チョコは食べちゃいけないって本当?

ニキビには「特定の食べ物が悪い」ということはないので、我慢する必要はありません。しかし糖質や脂質の取りすぎは皮脂の分泌が過剰になってしまうので、注意してください。

市販薬で治すのじゃダメ?

ニキビは皮脂や古い角質が毛穴に詰まり、中で皮脂が溜まった結果アクネ菌が増殖、炎症を起こす...ということを踏まえた上で、治療は毛穴の詰まりを解除する、皮脂の分泌を抑える、原因菌をやっつけるということが重要になってきます。ターゲットにしているところは市販のニキビ治療薬もクリニックで処方される薬も同じです。しかし一般的にクリニックで処方される薬の方が効果は高く、クリニックでしか処方できない抗生剤も多数あります。そもそもニキビではない可能性もありますので、日常のスキンケアや市販のニキビ治療薬では改善しない場合は一度皮膚科受診をおすすめします。

露出が増える夏、背中ニキビも気になります…

防ぐ方法は、基本的には先ほどお伝えした「自宅でできるケア」と同じです。ただ、背中のニキビはアクネ菌以外にカビの菌や他の菌が原因になっていることもよくある部位です。どんどん悪化している、色々試しているのに改善がない、などの場合は一度皮膚科Dr.の診察を受けることをおすすめします。

クリニックフォア新橋

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