―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

「決断」という言葉を聞いて皆さんどんなことを想像しますか? できる経営者の男性は「即断即決即実行」という言葉を呪文のように唱えています。

◆決断を先延ばしにする婚活男性たち

 しかし、婚活の現場にいくと、男性の多くは決断を先延ばしにする傾向があります。たとえば、入会相談に訪れ、結婚相談所がいいかもなぁと思っているにもかかわらず、「一旦持って帰って考えてもいいですか?」と決断を先延ばしにする男性は少なくありません。

 結婚相談所の入会については、むしろ女性のほうが決断力があります。私はこの入会時の決断までの時間を見て、いざというとき、特にプロポーズの局面になったときの決断の時間を重ね合わせます。

 入会までにもとにかく自分自身が納得するまで時間をかける人はお見合いをして交際をしても、とにかく自分の時間軸で交際を進めていきたがります。そのため相手とタイミングがずれて、ご縁がなくなってしまうなんてことも少なくありません。

 決断を先延ばしにする人は、自分自身の環境の変化に対して不安や恐れを必要以上に感じ、つい言い訳してしまう悪いクセができてしまいます。

 また、決断を先延ばしにすることで曖昧な部分を作り、「まだもしかしたら素敵な女性がいるかもしれない」とほかの可能性を感じ、そちらに期待をしている傾向もあります。

 しかし、いずれにしても相手は女性です。当然、女性から「もういい」と言われてしまったら、時すでに遅し。「あの人がよかった」と思っても、もう決断する機会すらもらえないのです。

◆婚活カップルの多くは3か月以内に決着

 私が結婚相談所を開業した当初、入会をしてきたタカユキさん(仮名・34歳)はまさしく決断を先延ばしにする男性でした。34歳の年齢と素敵な容姿も持ち合わせていたこともあり、入会からすぐに多くのお見合いが決定。

 そんな彼が3回目のお見合いでお会いした女性との話です。

 その女性はとても結婚願望の強い女性。彼よりも決断力が高く、年内に結婚するという強い決意を持っていました。とても美しかったこともあり、その彼女自身、たくさんの男性からニーズがあったと思います。

 そして、タカユキさんとの交際がスタートしました。通常、結婚相談所ではお見合いの次に「仮交際」というステータスになり、約2か月はほかの人とのお見合いも続きながら真剣交際に進むべき結婚相手を決めていきます。

 仮交際は約2か月、真剣交際は約1か月。お見合いから約3か月の間で運命の人との出会いを形にしていくわけです。

 今まで成婚退会をしていた人たちを見ても恋愛感情を持った比較的若い男女は1か月半から2か月で成婚退会しています。ある程度、年齢の高い男女になるとお互いをしっかりとわかりやったうえで、3か月ほど時間をかけて成婚するケースが多いです。

 弊社の場合はご本人たちの決断の支援をしたいという思いから、4〜5か月と時間がかかってもお互いがいいと思っているのであればサポートし続けています。

◆「まだいるかもしれない」で決断を先伸ばしてしまうと…

 タカユキさんは3人目に会った女性と、とても前向きに交際をしていました。そして、2か月が経とうとしたタイミングで、彼女のほうからタカユキさんと真剣交際をしたいと、仲人さん伝いに連絡してきてくれたのでした。 しかし、それをタカユキさんに報告した際の回答は「もう少しほかの人を見てみたいです。まだもしかしたらいい人がいるかもしれない」というものでした。その結果、3人目にお会いした彼女との交際はその時点で終了。そして、彼女はすぐに別の人と真剣交際に進み、結婚をしていました。