Twitterが2020年8月11日に、「ツイートに対してリプライできる相手を限定できる機能」を実装しました。これにより、リプライしてほしくない相手からのリプライを制限することが可能になります。

新たな会話への参加方法が始まります

https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2020/new-conversation-settings-coming-to-a-tweet-near-you-jp.html

かねてから議論の健全性の向上に努めてきたTwitterは、2020年1月に「誰が返信可能か決められる機能」を発表。5月にはテストを実施していました。

Twitterで「ツイートに誰がリプライできるか」限定する機能のテストがスタート - GIGAZINE

Twitterの製品管理ディレクターであるSuzanne Xie氏は、8月11日に公式ブログを更新し「誰がリプライするか選べるようにした方が、会話がスムーズなこともあります。本日新たに使用できるようになった機能を使えば、不要なリプライが有意義な会話を邪魔することはもう起きません」と述べて、リプライ制限機能の正式な実装を発表しました。

新機能を実際に使用する方法は、以下のツイートで説明されています。

デフォルト設定では、あらゆるユーザーが自分のツイートにリプライすることができるようになっています。これを変更するには、ツイートを投稿する際に表示される「すべてのアカウントが返信できます」をタップします。

すると、リプライできる人を選択するための設定画面が表示されます。選択できる設定は上から順に、「全員(デフォルト設定)」「フォローしているアカウント(フォローしている人かツイート内でメンションした人のみ)」「ツイートしたアカウントのみ(ツイート内でメンションした人のみ)」の3つです。

リプライできる人を限定したツイートは、リプライ可能な人以外が見るとリプライボタンがグレーアウトした状態で表示されます。

リプライできる人が限定されたツイートには、以下のようなラベルが表示され、誰がリプライできるのかが分かるようになっています。リプライできない人でも、ツイートの閲覧やリツイート、「いいね」をすることは可能です。

Xie氏の発表によると、5月のテストにより「悪意があるリプライが平均3回阻止されたのに対し、悪意あるリツイートは平均1回程度しか行われなかった」ことが分かったとのこと。また、心配されていた心ないダイレクトメッセージの増加も見られませんでした。

このことから、Xie氏は「問題のある返信者はリプライ以外の手段を見つける事ができませんでした」と指摘。また、嫌がらせに直面した人がリプライ制限機能を使用する可能性は3倍も高かったことから、「特に嫌がらせを受けている人に役立つ機能です」と述べました。さらに、Xie氏は「タイムライン上のコメント付きの新しいリツイートへのアクセス数は4倍に増えました。つまり、ユーザーはリプライが制限されたツイートを見ると、リプライが制限されていないツイートを積極的に探すようになると思われます。また、異論がある場合はこれまでと同様にコメント付きリツイートで拡散することが可能です。こうした引用リツイートは、元のツイートをした人の方がフォロワー数が多い場合でも、元のツイートより多くの閲覧数や『いいね』が見られることがしばしばあります」と述べて、引用付きリツイートにより誤情報を含むツイートの指摘といった建設的な議論は可能との見方を示しました。