スペイン1部ビジャレアル移籍が迫るレアル・マドリーMF久保建英(19)とバレンシアMFダニエル・パレホ(31)が同僚になるかもしれない。スペイン『アス』など現地メディアが伝えている。

 報道によると、バレンシア主将のパレホはMFフランシス・コクランとともにビジャレアル移籍に合意した。2選手はきょう10日にメディカルチェックを行う。当初はバレンシアのトレーニングに参加するはずだったが、電撃移籍が決定。12日までに正式発表されるという。

 パレホは先日、マンチェスター・シティ移籍が決定したFWフェラン・トーレス(20)から名指しで“本性”を暴露された選手。『マルカ』のインタビューで、トーレスは「僕にとってはいいキャプテンではなかった」「17歳でトップチームに参加した頃、彼が僕に『おはよう』と言ってくれるまで何週間もかかった」「マルセリーノが解任され、イ・ガンインと僕はロッカールームで犯人扱いされた。僕たちは数週間、彼らと会話してもらえなかったんだ」などと激白していた。

『マルカ』によると、パレホはクラブ側から退団を求められたようだ。「パレホは移籍を望んでいなかった。クラブ側が退団を望み、構想外だと彼に伝えた」と報じられている。