AKB48卒業後も、モデルにタレント、女優と幅広い活躍を見せてきた篠田麻里子は、2019年2月、結婚という人生の大きな決断を下した。初めて2人で食事へ行った際にプロポーズを受けたと言い、交際から婚約までの期間はなんと0日。篠田の結婚は“交際0日婚”として大きな話題を呼んだ。今年春には長女も誕生し、現在は仕事に子育てに忙しい日々を送っている。

▶映像:交際0日で30日間の新婚生活へ『いきなりマリッジ』

 そんな彼女が、ABEMAオリジナル結婚リアリティーショー『いきなりマリッジ 結婚に本当に必要なこと』(毎週土曜よる10時〜)の第2話、第3話にゲスト出演する。シリーズ第4弾となる本作では、マッチングパーティーで成立した4組のカップルが、30日間の新婚(同棲)生活を開始。30日後、2人は本当の夫婦になるのか?それとも別れを選択するのか?その一部始終に密着する。まさに“交際0日婚”をテーマとした本番組は、彼女の目にどう映ったのか。結婚を経験して感じたこと、夫婦円満の秘訣などについても話を聞いた。

交際0日婚は「自分にとっては楽だった」

 交際前に結婚を決断することで得られるメリットについて、共感する部分もあったと語る篠田。「結婚を決めると、向かう先が一緒になるという良さはある気がしますね。『結婚どうするんだろう?』ではなく『結婚したからこれからの人生どうするの?』という考えに変わるというか。将来プランを一緒に考えていける人が見つかれば、すごくいいパートナーになるんじゃないかな」

 実際に自身も、このような形での結婚は「楽」だと感じたそうで、「今から付き合って、どれぐらいで結婚して…とか、そういうのを考えなくていいのは、すごい自分にとっては楽だったんですよね」と語った。

 とはいえ交際0日となると、相手のことを十分に知らない状態で結婚を決断することになるため、不安はなかったのだろうか? 「不安はあまりなかったですね。年齢的にも『付き合う=結婚を考える人』って、お互いが思っていました。それだったら、『付き合おう』も『結婚しよう』も同じようなことなのかと考えることができました。何年付き合ったら相手のことが理解できるというのも難しいし、1〜3ヶ月ぐらいあれば、多少見えてくるんじゃないかなと思います」
 

「結婚は向き合うのではなく、一緒の方向を向く」言葉の意味を実感

33歳美人バレリーナ&37歳チョコ職人
交際0日で新婚生活へ『いきなりマリッジ』第1話より
 一緒に生活を始めると、意見の相違が生まれたり、価値観や習慣の違いに戸惑ったりすることは、往々にしてよくあること。だが篠田は、食の好みをはじめ、夫と共通点が多く、価値観をすり合わせる必要はあまりなかったと語る。またルールを設けることで、よりストレスなく生活ができるようになったそうだ。

 「共働きということもあって、子供が産まれてから家事とかの分担は重要だなと思い、最低限のルールを決めるようにしました。できなかったからといって相手を責めるのではなく、お願いするなり頼むなりしようと。付き合いたての時は『じゃあ私がするよ』ってなあなあになっちゃったりすると思うんですけど、それだとたぶん『私本当はそんな気持ちじゃないし、やってくれたらいいのに』っていう不満が出てくると思うんですよね。でも分担しておけば『これできなかったから、これやってね』みたいなことも言えるし、けっこう楽だなと思います」また、結婚して感じたことの1つとして、「結婚は向き合うんじゃなくて、一緒の方向を向くってよく言うじゃないですか。それがすごく理解できたなと思いました」と笑顔をみせた。
 

「態度ではなく言葉で」円満な夫婦関係を生むコミュニケーション

仕事や生活…お互いの価値観を確かめ合うリアルな様子も
『いきなりマリッジ』第1話より
 夫婦喧嘩はあまりない。そもそも夫の性格が「穏やかで優しい」ことが理由としては大きいと語るが、もう一つの理由として挙げたのが、「言葉」でのコミュニケーションだ。「『具体的にこういう風にしてほしいって言ってくれた方がわかるから』って旦那さんから言われたので、やってほしいこととか、嫌だったこととかを、態度で示すのではなくて言葉にして言うようにしています。その方が向こうもわかりやすいみたいで、コミュニケーションはなるべく言葉でとるようにしています」

 そして自分の負担が大きくなっていると感じた時には、決まって口にする言葉があるという。「いつも口癖で『今は令和の時代だから』って言うんです(笑)。昭和だったら女性が家で家事をしているのもわかる。平成だったら共働きも増えてきて、でも女性の方がちょっと家事多いというのもあるけど、今はもう令和だから、半々、平等に行こうと。子育てしている男性を『イクメン』って言うのも、自分の子供なのにおかしいじゃないですか。2人の子供だから2人でやるのは当たり前のことだと理解してほしいとは言っていますね」

「いきなりマリッジ」は無駄な時間がなくて良いシステム?

 「男性が結婚に対して意欲的で、積極的に家族に会わせようとしていたカップルは、成立するんじゃないかという雰囲気がありました。出演カップルにはぜひ結婚までいってほしいですね。『こういう結婚もありなんだ』って、いろんな結婚の形が見えてくると、結婚に対して消極的な人もポジティブになれる。私自身、以前は結婚というものに不安しかなかったですけど、結婚してみたら良かったなって思うことの方が多かったので。例えば落ち込んだ時、自分の強力な味方がいると思えるのは、とても心強いです。言い方悪いかもしれないですけど、『いきなりマリッジ』のシステムは、結婚という目的に対して無駄な時間がなく、理にかなっていると思いました。先駆者になってくれるカップルが誕生したら嬉しいですね」取材・テキスト:水野梨香