○ レイズ 1 − 0 ヤンキース ●

<現地時間8月7日 トロピカーナ・フィールド>

 ヤンキースの田中将大投手(31)が現地時間7日(日本時間8日)、敵地トロピカーナ・フィールドで行われているレイズ戦に先発登板。「6番・指名打者」でスタメン出場したレイズの筒香嘉智外野手(28)を2打席連続凡退に封じるなど、13打者連続アウトを記録したままマウンドを降りた。

 初回、二死から右前打を許すも、後続を退け無失点スタート。2回は一死無走者の場面で筒香と日米通じて初対戦し、2球目の真っ直ぐを打たせ一邪飛に退けた。

 2回を3者凡退で終えた田中は、3回以降も安定感抜群。4回は2番・ロウをフルカウントからのスライダーで、4番・崔志万は追い込んでからの真っ直ぐでいずれも空振り三振に仕留めるなど、テンポ良くアウトを重ねた。

 5回は一死から筒香と2度目の対戦を迎え、2球目のスプリットを弾き返されたものの中堅後方への飛球。この回もテンポ良く3人で片づけ、1回途中から13打者連続アウトを記録した。田中は復帰後2度目の登板ということもあり、5回59球、1安打無失点、5奪三振無四死球の快投で降板。今季の防御率は1.17となった。

 右腕を援護したいヤンキース打線だったが、この日は5回まで無安打無得点。田中は勝利投手の権利を得られず、今季初白星はお預けとなった。

 田中は7月4日(同5日)の練習中、主砲・スタントンの痛烈なピッチャー返しを右側頭部に受け『軽度の脳振とう』と診断された。その後はMLB機構の回復プログラムに従い慎重にリハビリ。50球がメドだった8月1日(同2日)の今季初登板はレッドソックス相手に3回途中2失点で降板し、2度目の登板に関してもブーン監督は「彼はまだ万全ではない。3イニングか4イニングかはわからないけど、前回よりは多く投げさせようと考えている」と慎重な姿勢を示していた。 試合は0−0のまま迎えた8回、レイズが代打・ペレスの中犠飛で先制。これが決勝点となり、ヤンキースは3番手のオッタビノが今季初黒星(2勝)を喫した。