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「おはスタ」ポケモン部長を名乗っていますが、実はシリーズの原点である「ポケットモンスター赤・緑」をプレーしたことがありませんでした。

YouTubeチャンネルのスタッフから「赤緑も知らずにポケモンを語るな」と言いがかりをつけられ、今年6月にようやくクリア。

今回はポケモン赤・緑から好きなキャラクターを選んでみました。

 

■3位 親目線で楽しむ、ヒトカゲから「リザードン」への進化



ポケモン赤緑は、最初にゼニガメ、ヒトカゲ、フシギダネから旅の相棒を選びます。僕が選んだのは、ほのおタイプのヒトカゲ。レベル16でリザード、レベル36でリザードンに進化するポケモンです。

これはどのシリーズでも同じですが、大事に育ててきたポケモンが進化したときって、親のような喜びが湧くんです。「あの泣き虫だった子が、中学校に入学したぞ!」みたいな。

ヒトカゲが進化してリザードになると、体型がすらっとして、りりしい顔立ちになります。いかにも思春期って感じで、なんか構ってやりたくなる見た目をしているんですよ。

中学生や高校生のとき、入学式に親が来ると、僕は「もういいよ、来んなよ」とか言っていましたけど、親は構ってやりたい気持ちでいっぱいだったんでしょうね。子どもが嫌がっても写真を撮って、成長記録として残してあげるのが、親の愛情なんだと思います。

さて、そんな思春期を経て、リザードはリザードンに進化します。足腰にしっかり筋肉がついて、立派に成長したリザードンは、めちゃくちゃ強くてカッコいい!

僕の推しポケモン第3位は、このリザードンです。最初に選んだヒトカゲが、リザードになり、リザードンになって、最後まで一緒に旅をして迎えるエンディングは、本当に感動的です。





■2位 諦めずに育てれば、いつか「ギャラドス」のように立派になる



推しポケモン第2位は、ギャラドスです。青い龍のような見た目をした、迫力満点のポケモンですが、進化するまでの苦労はハンパじゃありません。

ギャラドスが好きな理由はかっこいいからだけではありません。進化の過程が好きなのです。ギャラドスは、コイキングから進化するポケモン。ピチピチはねることしかできない最弱ポケモンのコイキングを、レベル20まで頑張って育てたプレーヤーだけが、ギャラドスに進化させられます。

コイキングからギャラドスへの進化は、僕の子育て観に通ずるものがあります。現実でも、子どもがグレたときに親が諦めて手を離してまったら、親子の絆はそこで途切れてしまいますよね。

ピチピチはねるしか能がなくても、「コイキングかよ」って諦めるのではなく、愛情を持って見守ってあげる。たとえ、途中で道を踏み外しそうになっても、「絶対に諦めないぞ」って手を離さずにいたら、いつかギャラドスみたいな立派な姿を見せてくれるかもしれません。

 



■1位 当時「ケンタロス」を手に入れた子どもはヒーローだった



先述したとおり、僕はこれまで「ポケモン赤緑」をプレーしたことがありませんでした。ただ、

「ポケモン赤緑」で1、2位を争うほど入手しにくいといわれているレアポケモン・ケンタロスの話は、何度も耳にしていたんです。

ケンタロスが現れるのは、バトルができない「サファリエリア」。サファリボールという、エリア限定のボールを20個渡され、制限時間内に目当てのポケモンを探してボールを投げなければいけません。

たとえサファリエリアに入っても、ケンタロスに出会う確率はすごく低いし、ボールを投げてもほとんどつかまえられずに逃げてしまいます。

「ポケモン赤緑」が発売された当時、ケンタロスをつかまえた子どもはヒーローだったそうです。

そういった話を聞くたびに、ケンタロス=めちゃくちゃレアなポケモンっていうイメージだけが膨らんでいきました。「ポケモン赤緑」をプレーして、サファリエリアにたどり着いたときは、やっとケンタロスをつかまえられると思ってワクワクしましたね。

足を踏み入れたサファリエリアで運良くケンタロスが現れ、「よーし、じゃあ捕まえるぞ!」と張り切ってボールを投げたら、なんと1球目でつかまえることに成功!

そのときは「俺はポケモンに愛されてるんだな!」と思えたし、最初に言いがかりをつけてきたスタッフも、興奮して「うおおおお」って叫んでいました(笑)。

そういう感動があったので、推しポケモン第1位はケンタロスです。奇跡的な展開だったなぁ……(思い出してもうっとり)