【AFP=時事】北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は7日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長が黄海北道(North Hwanghae Province)の水害被災地を視察し、被災者への食料など支援物資の供給を命じたと報じた。

 黄海北道は首都平壌の南にある農耕地帯。KCNAによると黄海北道銀波(Unpha)郡テジョンリ(Taechong-ri)で堤防が決壊し、「平屋の住宅730棟以上とおよそ600ヘクタールの水田が水に漬かり、住宅179棟が倒壊」した。住民は避難していたため死傷者は出ていないという。

 金氏は食料、医薬品、生活必需品などを被災者に「素早く届けることが最重要だ」と述べたと伝えられている。

 北朝鮮では2016年に豪雨による大規模洪水が発生し、当時の国連(UN)の発表によると少なくとも138人が死亡。また2012年夏の集中豪雨では160人以上の死者が出た。

【翻訳編集】AFPBB News

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