【加平、春川聯合ニュース】韓国北部、北漢江に浮かぶレジャースポットのチャラ島(京畿道加平郡)が6日、連日の大雨と上流の昭陽江ダムの放流による水位上昇で冠水した。チャラ島にほど近い北漢江の観光地、南怡島(江原道春川市)も水に漬かった。

 チャラ島は韓国を代表するジャズフェスティバルの開催地として有名で、キャンプ場やレジャー施設が造成されている。冠水したのは2016年以来、4年ぶり。

 南怡島はドラマ「冬のソナタ」のロケ地として知られる観光スポットで、関係者によると島が漬かるほどの被害を受けたのは2000年に観光・保養地として開発を開始してから初めてだという。幸いにも、島内の販売施設や展示・体験空間に被害はなかった。

 昭陽江ダムは5日午後3時から水門を開き、1秒当たり最大3000トンの水を放流している。