ヤフオク!メルカリは、「ポビドンヨード」等の成分を含む医薬品のうがい薬の出品を禁止していると注意喚起した。医薬品に関わる法律違反のおそれがあるため、不適切な商品については出品削除等の措置をとると呼びかけている。

ポビドンヨード等の成分を含むうがい薬は医薬品に該当するが、ヤフオク! やメルカリではそれぞれガイドラインに基づき、医薬品の出品を禁止している。

ヤフオク!では、同サービスのガイドライン細則に該当する「医薬品のうがい薬」の出品については発見次第、出品削除等の措置を実施する。「医薬部外品のうがい薬」の出品についても、必要な人に必要な量の商品を確保できるように配慮するよう呼びかけ、いたずら目的と思われる入札が多数確認されていることから「正しい情報に基づいた冷静な行動をお取りいただきたい」としている。

メルカリも、「医薬品のうがい薬」の出品禁止をあらためて告知するとともに、医薬部外品のうがい薬など日用品についても「メルカリ事務局で不適切と判断される行為」に当たると判断した場合は商品の削除、利用停止などの措置を行うとした。

なお、商品名や商品説明に病名やウイルス名、具体的な予防効果を記載する行為は、医薬品医療機器等法(薬機法、旧:薬事法)や健康増進法などの法律違反となるおそれがある。

「ポビドンヨード」成分を含むうがい薬については、8月4日に大阪府より「唾液中の新型コロナウイルスの陽性頻度を低下させる」とする研究成果が発表され、吉村洋文知事が会見で新型コロナウイルスに対して有効な可能性があると言及。この影響により、市中でうがい薬の品不足や高額転売が相次ぐといった事態が起きている。