目下、日韓関係の火種になりつつあるのが、韓国・江原道の「韓国自生植物園」に設置された“土下座像”である。当初、設置者で植物園園長の金昌烈氏は「安倍をモチーフにした」と語っていたが、国内外の批判を受け、「特定してつくったものではない」と軌道修正。ところが改めて当の園長に取材し、真意を聞いてみると――。

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 隣国のトップを勝手に土下座させた像を公開……。いくら韓国が反日の国とはいえ、あまりに非常識な行為と断じざるを得ない。ゆえに金園長の「(安倍首相ではなく)謝罪する立場にある全ての男性を象徴したもの」(共同通信の取材へのコメント)という前言撤回は、あまりの反響に慄いた結果なのだろう。

 ところが改めて週刊新潮が取材すると、

「あの像は必ずしも安倍を指しているわけではない。でも安倍かもしれない。日本の過去の総理かもしれない。安倍ならいいと思う」

少女に跪いて謝罪する安倍

 やはり土下座させられたのは安倍総理であり、園長はあらかじめ騒動が起こることを想定した”確信犯”だったのだ。園長は悪びれる様子もなくこう続けた。

「日本は独島(竹島のこと)も日本の領土だと主張し、過去の歴史も否定してきた。日本に謝罪してほしいという意味を込めて像をつくった」

 7月末、問題の植物園を実際に覗くと、園長の「反日商売」の効果は既に見られた。訪れた人々は、

「ニュースを見て、せっかく江原道に来たんだからこの目で像を見たいと思って寄ってみた」

「これが安倍の野郎の像だよ」

 と口にする。像はすっかり“反日の名所”と化しているのだ……。

 飽きることなく謝罪を求める韓国の姿勢が背後にあることは論を俟たない。8月6日発売の週刊新潮では、歴代首相が行ってきた“無限謝罪”の歴史と併せ、土下座像問題を詳しく報じる。

「週刊新潮」2020年8月13・20日号 掲載