いろんなことを詳しく知ってる人ってすごいよね。
特に、自分の知らないことを教えてくれる人なんかはとっても尊敬できちゃう。女子だったらワインとかブランド品とかに詳しい人がいたり、男子ならバイクとかカメラとか他にもいろんな分野のウンチクを知っている人がいて面白い。


ただ、周りが引いてるのにも気づかず延々とウンチクを語ってしまう困ったタイプのウンチク男子もいるよね。
今回は、そんなウンチク男子の特徴について1つずつチェックしていこう。

■1.自分の意見がない

いくらウンチクをいっぱい知っていても、それはあくまで単なる情報。
本に書いてあったり他人が発言したりしたことをそのまま披露しているだけであって、自分の考えた意見ではないんだね。


ウンチクの世界では、個人で勝手に考えた主観的な意見ではなく、いかに客観的で正確な知識を持っているかが重視される。
だから、自分の意見を持っていない男子でも勝負できるフィールドになるんだね。


一方、自分の意見を語ることができる男子はそのままで楽しく充実した生活を送ることができるから、わざわざウンチクを勉強する必要はないんだ。

■2.賢いと勘違い

知識が豊富な人は賢い、と思っているのもウンチク男子の特徴だよ。
たしかにウンチクの世界では知識が豊富なほうが高く評価されるんだけど、その特殊な基準がどこででも適用されるものだというふうに誤解しちゃってるんだね。


だから、ウンチクをいっぱい知っていれば「自分すごいでしょ」アピールになるはず、と勘違いしてる。


ときどき周りの人が言ってくれる「すごいね」という社交辞令を真に受けてしまい、そのたびに「知識が豊富なオレは賢い」という間違った思いこみを強めていっちゃうから、ますますウンチクの世界にのめりこんでいく傾向もあるよ。

■3.モテない

占いのウンチクは女子に人気。とくに手相占いなんかは絶対に盛り上がるから女子が集まってくる。これってモテてるじゃんと思うかもしれないけど、実はそうではない。


いったん集まった女子も、すぐに飽きてどっか行っちゃうからね。飽きさせないようにするには、次から次へとどんどんウンチクを繰り出さなきゃならない。


そのウンチクを勉強する努力は並大抵のものではないと思うかもしれないけど、逆に言えば、勉強するだけで女子の気を引けるならそのほうが楽だと思う男子もいるんだ。


そのままの自分ではモテないと思っている男子はウンチクという道具の力を借りようとするんだね。

■4.ヒマ

そんなにたくさんのウンチクを仕入れるには、それ相応の時間的余裕が必要になってくるよね。経済的余裕もあるに越したことはないけれど、現代ではインターネットでタダで情報を集められるし、無料で使える公共の図書館なんかもあるから、お金の有り無しよりもヒマな時間が多いか少ないかのほうが大切。


そうやって自分の時間のほとんどをウンチク集めに費やしてしまうから、人間とちゃんと接して話したりする時間が作れなくなる。


人と交流する経験が少ないと、コミュニケーションの技術は上達していかないから、それでますますウンチクに頼らざるを得なくなっていくんだね。

■羽林由鶴さんからのメッセージ

スラスラと流ちょうにウンチクをしゃべっている姿を見ると、コミュニケーション能力が高い男子っぽく見えるかもしれないけど、そうとは限らないよ。
ウンチクを語らないと間をもたせられないっていう、コミュニケーション能力が低い男子もいるからね。


だけどウンチクに魅せられてそんな男子を好きになっちゃった場合は、ウンチクという道具を使っていないときの彼も見ていてあげよう。
ウンチクに頼らなくてもあなたが受け入れてくれると気づいたら、彼の中にも素の自分のままであなたと接する勇気が育ってくるからね。


(ハウコレ編集部)