「梅雨の時期、1日中きれいなヘアスタイルは無理…」と諦めていませんか?
実は、梅雨が与える髪への影響をきちんと理解して対策すれば、梅雨でもヘアスタイルを楽しめちゃうんです!
今回は、梅雨の時期のヘアケアとスタイリング方法について、ご紹介します。
梅雨の時期は悩みが尽きない…
梅雨は、髪にどのような影響を与えるのでしょうか?
まずは、梅雨の時期に、髪に関するお悩みが増える原因についてご紹介します。
湿気
湿気が高いと、髪へ水分が吸い込まれて髪の毛が膨張してまっすぐな状態を保てなくなります。
特にダメージを受けているとタンパク質が不足し、髪の内部がいびつになってしまうため、
くせが出やすくなります。
日本人には、見た目ではっきりと分かるくせ毛以外にも、見た目はストレートながら、実は若干くせ毛の方も、多くいらっしゃいまして、全体の約7割近くが何らかのくせ毛を、持っていると言われています。
そのため、多くの日本人にとって、梅雨の湿気による髪トラブルは大きな悩みの種になっています。
また、湿気により水分過多になった部分はくせがつきにくくなるので、ヘアスタイルが時間の経過とともに崩れてきてしまう原因にもなります。
例えば…
「髪がまとまらない」
「うねりが生じる」
「髪が爆発する」
「髪がぺたんこになる」
「ヘアスタイルが崩れる」
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髪のにおい
頭皮に細菌が繁殖している梅雨時は湿気が多いこともあり、頭皮は細菌が繁殖しやすい環境になっています。
細菌には不快なにおいを発するものもありますので、たくさん繁殖してしまうと、においの原因になりかねないです。
髪が外部からにおいを吸収している水分を多く含んだ状態というのは、においを吸収しやすい状態になります。
頭皮から分泌された皮脂が酸化している汗をかきやすく皮脂が分泌されやすい梅雨時は、皮脂が酸化したにおいである加齢臭が発生しやすいシーズンでもあります。
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梅雨時の髪のにおいの原因は?
梅雨でもきれいなヘアスタイルのために【ヘアケア編】
梅雨の時期は、悩みがたくさん…では、どのように対策すればよいのでしょうか?
続いては、ヘアケアに関する疑問を解決します。
髪のにおいを解消するには?
こまめにシャンプーをする梅雨時は睡眠時にも大量の汗をかき、皮脂を分泌しています。
そのため、朝にシャンプーをして髪をきれいな状態にしてから通勤、通学するのも効果的です。
このときに、ドライヤーでしっかり髪と頭皮を乾かすことも重要です。
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ヘアオイルを使ってもいい?
髪の表面をコーティングし、水分が髪の内部に入ることを抑えてくれるので、ヘアオイルを使うことをおすすめします!
なかでも、特におすすめなのが、シリコン入りのヘアオイル。
シリコン入りのヘアオイルは、シリコンによる髪の表面のコーティングに加え、水分が侵入しやすいダメージ部分の補修効果も得られるため、湿気による髪トラブルへの効果が高いです。
また、水分の侵入を防ぐだけではなく、摩擦や熱によるダメージ予防や、髪の軋みの緩和など多くのヘアケア効果も得られます。
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梅雨でもきれいなヘアスタイルのために【ヘアスタイリング編】
最後に、ヘアスタイリングについてご紹介します。
おすすめのブロー方法とは?
1.髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントをつける。
2.ドライヤーの温風で手早く6、7割まで乾かしたら、キューティクルを閉ざして安定させるために、ブラシを使いながらブローしていく。
3.髪がぺたんとなってしまう人は、内側からも温風を入れて、毛根からボリュームを出すようにセットする。
4.仕上げにスタイリング剤を軽くつけ、ヘアスタイルをキープする。
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外出先で、広がりやうねりを解消するためには?
ブラシブラッシングをすることで、髪の毛についた水分を飛ばすことができます。
水分を飛ばすような感覚でブラッシングをしてあげましょう。
ヘアオイル髪の毛にコーティングを作るために、ヘアオイルを使うことができます。
うっすらとつけるだけで、髪の毛を水分からブロックしてくれます。
ハンドクリーム応急処置として、手元にヘアケアアイテムがないときに使えます。
ハンドクリームが髪の毛をコーティングしてくれ、水分から守ってくれます。
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ぺったんこ前髪にならないためには?
カーラーで前髪を立体的にするカーラーを使って前髪にふんわり感を持たせることです。
こうすることでボリュームを演出できますし、立体的なヘアスタイルになるので湿気がこもりにくくなる効果も期待できます。
自分に合ったシャンプーを見つけるできれば洗浄力があまり強くない、自然由来の成分でできたものをチョイスしましょう。
また、髪の表面をコーティングしてくれるシリコンシャンプーは、アミノ酸系のものだとおすすめです。
コットンとピンで応急処置1.コットンの繊維に逆らわないように伸びやすい方向に広げ、二つ折り。
2.ぺったんこになった前髪を前後2層に分けて、前・後とそれぞれコットンで挟むようにして、そのままくるくると巻いたら、ピンで固定する。
3.そのまま3〜5分ほど置いてピンとコットンをとる。
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ヘアスタイルをキープするには?
ワックスなどで髪をコーティングするとまとまりやすいワックスなどをつけることで、髪にコーティングを作り外気の湿気を遮断することでスタイリングがしやすくなります。
髪をまとめるためのワックスは髪の根元にはつけず、毛先につけるようにするのがコツです。
毛先につけることで、髪の毛先に重みが加わって広がりを抑えることが出来ます。
ヘアアイロンを使うヘアアイロンは熱の力で髪をスタイリングするためドライヤー以上に湿気の多くまとまりにくい日のスタイリングには有効です。
髪は熱に弱いということから、ヘアアイロンを毎日使うのは髪のダメージになるという意見もありますが、湿気が多くて髪がまとまらない時にはヘアアイロンを使うのがとても有効です。
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巻き髪を保つには?
髪をカールする前に専用のスタイリング剤を使用する髪が傷んでいるとカールのくせもつきにくく、持ちも悪くなってしまうので、髪をなるべく傷ませずにカールすることが重要です。
カールをつけたらキープ用ヘアスプレーを上から左右に振りながらかけるしっかりとキープさせようとスプレーをつけすぎると、逆にカールがだれてしまうので、髪全体に軽くかけるように意識しましょう。
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おすすめのスタイリング剤は?
洗い流さないトリートメント髪に栄養を与えながら水分を閉じ込めてうるおいをキープします。
ホホバオイル髪の水分が流れ出るのを防いでくれたり、ドライヤーからの熱のダメージから守ってくれたりしてうるおいのある髪へ導きます。
固まらないスプレー式のスタイリング剤空気中の湿気が髪の内側に入らないように、ブロックしてくれる効果があります。パーマがかかっている方や、フワっとさせたいけど広がりを抑えたい方に向いています。
シアバターやオイルタイプ程よくボリュームダウンができて髪のうねりや広がり抑えることができます。
ナプラの「N.ポリッシュオイル」は成分ほぼオイルでできているので、安心な上、さらっとしているのでおすすめです。
髪の量が多い方やストレートヘアの方に向いています。
梅雨の時期は、いつものヘアケアやスタイリング方法を見直してみることが大切です!
適切なヘアケアで、美しい髪を保ちましょう!是非、紹介しているヘアケアやスタイリング方法を試してみてくださいね。
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