● 中日 4 − 19 広島 ○

<5回戦・ナゴヤドーム>

 中日は投手陣が崩れ今季ワーストの19失点。大勝の広島と入れ替わり再びリーグ5位に後退した。

 中日の先発は今季初登板の2年目・勝野。ウエスタン・リーグで防御率0.96をマークし満を持しての一軍昇格だったが、初回、先頭のピレラにいきなり先頭打者弾を浴びた。2回は一死満塁のピンチを無失点で凌いだものの、3回は先頭から5連打を食らい一気に3失点。1−4と3点ビハインドで降板した。

 なおも無死一、二塁のピンチでリリーフした三ツ間だったが、こちらも一死後、3連続適時打を浴びるなど大炎上。中日は3回だけで11被安打9失点を記録してしまい、勝野は3回途中8安打6失点で今季初黒星を喫した。

 3番手の佐藤はテンポ良く2回をパーフェクトで終えたものの、4番手の橋本は2イニング目の7回に捕まり2回3失点。5番手の鈴木博は8回に一挙6点を失い、投手陣は今季ワーストの23被安打19失点を記録した。

 打線は10安打を放つも、得点効率が悪く4得点止まり。6回には足を痛めた高橋が途中交代するなど、本拠地で良いところなく敗れた。