バイエルンへの期限付き移籍から復帰も…今季は公式戦14試合の出場にとどまる

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは出場機会を失っており、今夏の移籍が噂されている。

 スペイン紙「マルカ」は「レアル・マドリードでの時間は終わりを迎えようとしている」と報じ、ジネディーヌ・ジダン監督との関係が冷え切っていることから退団間近だと伝えた。

 ハメスは昨夏にバイエルン・ミュンヘンでの2年間の期限付き移籍生活に幕を閉じ、レアルに復帰を果たした。

 しかし、序盤戦こそ起用されていたものの、昨年11月頃から負傷による欠場が続くと、年明け以降は出番を失った。今季の公式戦出場はわずか14試合にとどまっている。

 すでに移籍の噂は過熱しており、今夏にはプレミアリーグのクラブによる争奪戦が行われるのではとも報道されていた。

 スペイン大手紙「マルカ」は「ハメスとジダン:こじれた相縁関係」との見出しでコロンビア代表MFの現状についてレポート。指揮官との関係は冷え切っており、「(ハメスの)レアル・マドリードでの時間は終わりを迎えようとしている」と退団確実として報じた。

 記事では、2014年にハメスがレアルに加入した当時にジダン監督のことを「僕のアイドル」と語っていたことが紹介されている。しかし、第一次政権(2016〜18年)でジダン監督就任直後は出場機会を手にしていたハメスだが、次第に序列は下がり、16-17シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではベンチ外という屈辱も味わった。

 ハメスは現地時間10日に行われるアラベス戦のメンバーからも外れ、5試合連続の欠場が確実となった。レアルの一員としてプレーするのは今季がラストイヤーとなりそうだ。(Football ZONE web編集部)