コロナ禍による、リーマンショック以上とも言われる経済打撃を受けた数々の日本企業。それを受けて各企業は広告費を大幅に削減し、CM業界も苦慮しているという。

これまでCMで輝きを放った数々の有名人も苦境に……。オリンピックイヤーでかつてない稼ぎ時のはずだったスポーツ選手には逆風が吹いている。

「ギャラの増減はありませんが、オリンピック開催が近づくまでオファーを控える企業は多いと思います。特にギャラの高い、大谷翔平選手(25)、羽生結弦選手(25)あたりへの新規オファーは減るでしょう」(広告代理店関係者・C氏)

コロナ禍への対応でも明暗が。

「健康的なイメージを重視することもあり、コロナに感染してしまった人は敬遠される傾向に。来県自粛を要請されていたなか、沖縄県のゴルフ場で発症した石田純一さん(66)は特に厳しいでしょう。また違法行為ではないですが、緊急事態宣言中に外出したことが報じられた山田孝之さん(36)、新田真剣佑さん(23)もイメージダウンは避けられず、1千万円ほど減少するでしょう」(C氏)

週刊誌で自粛期間中のデート現場が報じられた三吉彩花(24)はギャラが減少するいっぽう、相手の竹内涼真(27)は意外にも……。

「以前から『自分はモテる』と公言するキャラクターもあって、竹内さんには大きな影響はなかったようです」(広告代理店関係者・B氏)

ラジオでの“風俗発言”が大炎上したナインティナイン・岡村隆史(50)は追い込まれている。

「女性軽視的な発言が批判を浴びたため、今後、岡村さん一人でのオファーは厳しく、相方の矢部浩之さん(48)とコンビとしての出演であればまだ企業も納得してくれるかもしれません」(C氏)

不倫が報じられた唐田えりか(22)や鈴木杏樹(50)も大幅ギャラダウン。そんななか、アンジャッシュ・渡部建(47)の妻・佐々木希(32)には救いの手が――。

「佐々木さんは離婚せずに仕事を続けるそうなので、新時代の“強い女性”の象徴として今後オファーが増えていくでしょう」(広告代理店関係者・A氏)

激動の2020年が終わるころ、笑っているのは誰だ――。

「女性自身」2020年7月21日号 掲載