新型コロナウイルスの感染者が連日100人を超えている東京で、2020年7月5日、次のような看板を見かけたというツイートが、話題となっている。

一見、どこにでもあるカラオケスナックの看板のようだが......。

場所は、広尾の商店街らしい。カラオケスナックのお店の看板、なんだかおかしい? 「ふれない」となっているのだが、「な」がちょっと傾いている。上を見上げると、ビルの看板には「ふれあい」という店名が見える。

投稿者のRyoz(Ryosuke Nomura)(@Ryoz)さんは、「店名をコロナ対応してた」というコメントを添えている。

店名「ふれあい」を「ふれない」にして、その名のとおりソーシャルディスタンス対応しているということだろう。店先の看板をよく見ると、確かに「な」の文字だけを上から貼ったように見える。

「店主さん、センス良いなぁ!」

ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「店主さん、センス良いなぁ!」
「ビル看板の方は 敢えて残したんですね。 やるなぁ」
「文字の傾きに、お店のセンスを感じる」


Ryoz(Ryosuke Nomura)(@Ryoz)さんのツイートより

Jタウンネット編集部の取材に対して、店主からは「現在、完全予約制で、ご新規さんはお断りさせていただいております」と記載してほしいとの返答が。ただ、それ以上の質問に対しては、答えられないとのことだった。

残念ながら、店名を「ふれない」に変更したきっかけや、コロナ仕様にした理由など、他にどんなコロナ対応しているかについては聞くことができなかった。

「ご新規さんはお断り」ということなので、客として行って確かめるわけにもいかない。

......ということで、これについては「ふれない」ことにしたい。