○ 楽天 3x − 1 ロッテ ●

<5回戦・楽天生命パーク>

 首位攻防第5ラウンドは、7回降雨コールドゲームで楽天が勝利。楽天は5日まで続くロッテとの6連戦を4勝1敗とし、開幕から3カード連続勝ち越しを決めると同時にパ・リーグ単独首位に立った。

 楽天は1点を先制された直後の1回裏、5番・島内の右前適時打で同点。3回は4番・浅村がリーグ1位タイに並ぶ6号ソロをバックスクリーン横へ運び2−1と勝ち越した。雨脚が強まってきた5回には、島内が適時二塁打を右翼線へ。貴重な3点目を加えた。

 腰痛の影響で今季初登板となった先発・岸は、雨に苦しみながらも5回95球、4安打5奪三振1失点の力投。今季初登板で初勝利を手にし、降板後「真っ直ぐはそこそこいいかなと思いましたけど、他は全くダメでした。真っ直ぐがコントロール良く行けたので助けられました。今日は内容というよりは結果ですね。なんとか投げられて良かったです」と振り返った。

 6回以降は牧田、シャギワが1イニングずつを無失点リレー。2点リードを守ったシャギワに来日初セーブが記録された。

 ロッテは初回に3番・清田の適時二塁打で先制するも、2回以降は好機を生かせずゼロ行進。先発・種市は6回3失点で今季初黒星を喫し、チームは今季初のカード負け越しで首位の座から陥落した。