「やられたらやり返す、倍返しだ!」

 あの「半沢直樹」が帰ってくる。7月19日から第2弾の放映が始まるとTBSから発表された。内容もさることながら、7年前の最高42・2%という視聴率にどこまで迫れるかも見ものだが、その人気に海外のテレビ局も注目している。

「TBSにはリメイク権が欲しいとの打診が届いています。リメイクとは企画やシナリオはそのままで、俳優などを変えて制作すること。なかでも熱心なのは、韓国の民放SBSです。欧米ではなかなか理解されないサラリーマンの社会が韓国のそれと似ているせいもあるでしょう」(制作プロダクションの関係者)

 その昔、韓国ではTVプロデューサーが企画に困ると、ソウルからこっそり釜山までやってくるのが常だった。釜山は日本の電波が届く。そこで観た日本のドラマやバラエティをパクって番組を作っていたという。もちろん、当時はリメイク権なんて関係ない。今では立場が逆転して韓流ドラマを日本が輸入するようになったが、そんな韓国のテレビ界からしても、「半沢直樹」は魅力的なのか。しかし、交渉はあちら側の思うように進んでいないという。

堺雅人

「リメイク権の取得は単にTBSが許可すればいいという仕組みではないのです。ドラマの原作者の池井戸潤氏らにも了解を取る必要があるため、手間取っているそうです」(同)

 そこで、TBSに聞いてみると、

「制作過程については、従来、お答えしておりません」(広報部)

 目下、日本製品のボイコットに血道をあげている韓国だが、かの国で買ってみたら中身が「日本製」ということが珍しくない。「半沢直樹」もしかりか。

「週刊新潮」2020年7月2日号 掲載