ここ数カ月、体の免疫力アップのために毎日納豆を食べ続けている人も少なくないのではないだろうか。新型コロナウイルスの影響で、一時期は納豆が完売し、いまだに“お一人様2個まで”と購入制限をかけているスーパーなどもあるようだが、以前よりも納豆の売り場はスペース拡大。種類豊富に並ぶようになってきた。

市販の納豆のうち、気になる6種を選んで食べ比べ

身近な健康食品として改めて納豆に注目している人が増えている中、今回は数ある納豆の中から筆者が気になる6個をセレクトして食べ比べ。風味の強さ、豆粒の硬さなどを参考に、納豆のマイベストを探してみよう!

○「北の大豆 小粒納豆」

「北の大豆 小粒納豆」(40g×2、購入時138円税別 ネット通販160円税込)

「北の大豆 小粒納豆」(青森・太子食品工業)は北海道産の小粒大豆「ユキシズカ」を使用。ゆっくりと大豆に水を吸わせ、じっくりと発酵させているためネバリが強く、豆の表面にもシワが多く見られ、深い味わい。平成31年の全国納豆鑑評会で優良賞を獲得した商品とのこと。

今年で創業80周年を迎える同社では、大豆の他に赤米・黒コメなどの全粒穀類を使った「六穀太子納豆」(80g 税込214円、ネット通販)という新商品も発売したところだ。

風味★★★

豆の硬さ★★

○「おかめ納豆」

「おかめ納豆 極小粒」(50g×3、購入時92円税別 メーカー参考希望価格 税抜182円)

「おかめ納豆」のおかめロゴで見た目からしておなじみ感がある「おかめ納豆 極小粒」(茨城・タカノフーズ)。6品の中では一番豆の色が濃い茶色で、豆の表面にほとんどシワがなく、つるりとしていた。極小粒タイプなので食べやすく、お子様や年配の方にもオススメ。同社では健康をサポートする特許取得菌「S-903納豆菌」を使った「すごい納豆S-903」なども販売しているようだ。

風味★★★

豆の硬さ★★

○「山ノ下 雪国越後の味 なっとう」

「山ノ下 雪国越後の味 なっとう」(40g×3、購入時98円税抜)

真っ赤なパッケージが目立ち思わず手にとった「山ノ下 雪国越後の味 なっとう」(新潟・山ノ下納豆製造所)は、大豆の表面にシワが多くあり、昔ながらの納豆というイメージ。平成30年の全国納豆鑑評会で特別賞を受賞している。同社のホームページ情報によると、「粒自慢」という納豆も受賞商品のようだ。

同社では地産地消を掲げ、大豆だけでなくタレも新潟県内の醤油メーカーのもので山ノ下納豆専用のタレを作って使用しているとのこと。素朴な味わいで、しっかりとした豆粒の硬さも感じられた。今回試食した中では、一番納豆臭くなく穏やかな香りだったので、納豆がちょっと苦手という人にはこちらがオススメかも。

風味★

豆の硬さ★★★

○「雪誉」

「雪誉」(45g×3、購入時128円税別)

「雪誉」(茨城・オーサト)は大粒大豆の身がしっかりしていて、一粒一粒に食べ応えがある。じっくり発酵しているからか、他の商品に比べて、タレを加えてから豆をほぐすのにやや時間がかかった。

同社ホームページによると、北海道産の大粒大豆「ユキホマレ」を使用した同社の自信作で、全国納豆鑑評会で6回も受賞しているとのこと。大豆感がしっかり感じられるので、豆好きや納豆好きも満足できそうだ。

風味★★

豆の硬さ★★★★

○「北海道大粒」

「北海道大粒」(45g×2、購入時98円税別)

「北海道大粒」(栃木・あづま食品)は北海道を代表する大粒大豆「とよまさり」を100%使用した納豆。品種の違いのためか、今回試食した中では一番豆の表面にたくさんのシワが見られ、見た目が白かった。

豆はふっくらとした食感で、大粒なので食べごたえもある。かつおベースの甘口タレの旨味がしっかりと効いているので、「実は納豆の風味がちょっと苦手」という人にはこちらもオススメだろう。

風味★★

豆の硬さ★★★★

○「くめ納豆」

「くめ納豆 北海道納豆ミニ3」(40g×3、参考小売価格199円税込、購入時119円税込)

大手・ミツカンが展開する水戸納豆ブランドの代表格「くめ納豆」シリーズ。中でも北海道産大豆を100%使った小粒納豆が「くめ納豆 北海道納豆ミニ3」(愛知・Mizkan Holdings)を試食。6品の中では一番豆がやわらかく、水分含有量が多めなのか、ペチャっとしている印象もあったので、普段からひきわり納豆派という人や、手巻き寿司の具材に使いたい人などには巻きやすくて特にオススメだろう。

豆の表面にほとんどシワがなく、つるりとしており、ネバネバ度がやや高い。タレはまろやかな昆布だしの旨味とほのかなかつおだしの香りが楽しめる。やわらかくてとても食べやすいので、子供やお年寄りにもオススメだ。ミツカンでは「金のつぶ」シリーズも展開しており、これからのジメジメした梅雨の時期にオススメの、紀州梅「梅風味黒酢たれ」が付いた小粒納豆も販売しているようだ。

風味★★

豆の硬さ★市販の納豆の種類が多すぎて、今回、全てを食べ比べすることは難しかったが、見た目が気になるものや、鑑評会の受賞商品など、筆者が気になった6種で食べ比べただけでも、様々な違いがあることが分かった。納豆の豆粒の食べ応えや、納豆本来の風味、醤油ダレの風味などで比較すればより自分好みの納豆を見つけられそうだ。Withコロナの時代はまだしばらく続きそうだ。納豆をたくさん食べて、健康第一で元気に乗り切ろう!