バルサ、選手のコロナ感染を隠していた？ 現地ラジオ番組が報じる

バルセロナで5人に新型コロナウイルス陽性反応が出ていたと、スペインのラジオ番組『RAC1』が報じたようだ。イギリス『サン』が伝えている。

これまでに多くのクラブで感染が報告されている新型コロナウイルス。義務化されているわけではないが、正しく情報を伝え、拡大防止策を施すため、クラブは感染者の有無を公にすることが通常となっていた。

だが『RAC1』によると、バルセロナはパンデミックが起こり始めた当時、選手5人の感染が判明しながらも世間に知らせなかったという。コーチングスタッフにも2人の感染者がいたようだ。

お隣のエスパニョールでは先月、選手8人とスタッフ2人の計10人の陽性反応を報告。幸い、エスパニョールにもバルセロナにも症状が出た者はいないようで、現在は回復しているとのこと。ある現地メディアはバルセロナの未報告について「クラブ幹部は感染者への影響を懸念した判断だった」と指摘しているという。

なお、バルセロナのリーグ再開初戦の相手はマジョルカとなっている。