新型コロナウィルスの影響で、生活がかなり変わってしまいましたよね。ですが、振り返るとそれがきっかけで気づけた事もありませんか?

 今回はそんなエピソードを3つご紹介しましょう。

◆無駄にコンビニに寄って太っていた事に気がついた

 真田莉子さん(仮名・27歳・派遣社員)は、新型コロナウィルスの影響でリモートワークになってから、3kgも痩せたといいます。

「感染が怖いので、本当に3日に1度の買い出しの時しか外出していませんね。野菜中心の作り置きを切らさないようにして、よく寝て、免疫力が上がるように心がけています」

 ですが以前は、毎日仕事帰りにコンビニに寄り、新商品のスイーツやスナック菓子などを買って帰るのが日課だった莉子さん。

「いざ、こうなってみると…私、実はそんなにお菓子好きでもなかったなと気がつきまして。なんとなく気晴らしに買っていたんでしょうね」

 野菜中心の食事と、YouTubeを見ながらのヨガ、お菓子を買わない生活を続けていたら自然と痩せてきたのだとか。

「自分の生活を見直す良いきっかけになったかなと思います。せっかく良い習慣が身に付いたので、コロナが収束しても続けていきたいですね」

◆近所に美味しいお店がいっぱいある事を知った

 結婚4年目の主婦・安藤由香さん(仮名・34歳)は、会社員の夫Nさん(37歳)と3歳になる息子のF也くんと3人暮らし。

「夫がテレワークになり、毎日3度の食事を作るのが大変で…彼が会社に行っていた時のランチは本当に適当に済ませていたのですが、一緒に食べるとなるとそうもいきません」

 すると夫のNさんが「これからランチは、僕がテイクアウトで何か買ってくるよ」と言ってくれたそう。

「そうして、毎日のようにNがお弁当を買ってきてくれるようになってきたのですが…それがどれも美味しくて!」

 焼きそば専門店の焼きそば&生姜焼き弁当や、お魚系居酒屋のまぐろ丼。カフェのガパオライスなど、近所にまだ行った事のない美味しいお店が、いっぱいある事に気がついた由香さん。

「“お子様弁当”があるお店も結構あって助かっています。このランチが1日の中でかなりのお楽しみになっていますね」

 いつも旦那さんと「コロナが落ち着いたら、お店に食べに行こうね」と話しながら、その日が来る事を楽しみにしているそうです。

◆入浴のありがたみを痛感。“サウナ傘”で自宅サウナにハマる

 西山紗奈さん(仮名・29歳・グラフィックデザイナー)は、銭湯やサウナ、スパ施設に行くのが大好きです。

「大きなお風呂にのびのび入ったり、サウナで芯から温まるのが唯一の趣味なんですよ。ですが、コロナ感染が怖くて全く行けなくなってしまいました」

 しょっちゅう通っていたサウナやスパをピタリとやめて、自宅でのシャワーに切り替えた紗奈さん。そんな生活をしばらく続けたら、なんと体調に異変が。

「すごく寝つきが悪くなってしまい、昼間もなんだかボンヤリするし、仕事もはかどらなくて」

 それまで、自宅のユニットバスは狭いのでお湯を張った事がなかったという紗奈さんでしたが、これを機に一念発起。「背に腹は代えられない」とばかりに、長らく放置していた浴槽をピカピカに磨き上げました。

「汗がよく出る入浴剤を使いながら入ってみたら…家のお風呂が、思っていたより気持ち良かったんですよ」

 その晩、紗奈さんはとてもよく眠ることができました。そして、ネットサーフィンをしていたら面白そうな物を発見し、速攻で購入したそう。

「『サウナ傘』という、湯船に浸かった自分にスポッとドームみたいにかぶせて、ミストサウナ状態を楽しめる傘なのですが…これはオススメですね。かなり汗が出ますし、気分転換になりますよ」

 グッズも取り入れ、おうちサウナを楽しんでいる紗奈さんですが…。

「でもやっぱりはやくコロナが収束して、思いっきり銭湯やサウナに行きたいです。はぁ、安心して行けるようになるのは、いつぐらいになるんでしょうね?」

<文&イラスト/鈴木詩子>【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。