ミランがMF久保建英の獲得に関心を示しているようだ。29日、スペインメディア『Transfer 20』が報じた。

 18歳の久保は昨夏にレアル・マドリードに加入したが、今シーズンはマジョルカにレンタル移籍。初挑戦のリーガ・エスパニョーラで、これまで24試合に出場し3ゴールを記録している。

 レアル・マドリードは久保について、来季もレンタル移籍によって経験を積ませることを画策している。国内ライバルのレアル・ソシエダやベティスが関心を示すなか、かつてMF本田圭佑(現ボタフォゴ)が所属したイタリアの名門も久保の獲得に乗り出したようだ。

 報道によると、ミランはレアル・マドリードとセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチの獲得について話し合い、その席で久保の名前も挙がったという。ミランはレアルに対し、久保のレンタル移籍を打診した模様だ。

 一方、レアルはスペインのサッカーが久保の成長にとって最適の環境だと考えているとのこと。国内へのレンタル移籍が有力視される状況は変わらないが、果たして久保は来季、“ロッソネロ(赤黒)”のユニフォームを身にまとうことになるのだろうか。