なすは夏から初秋にかけて旬を迎える野菜。カロリーが低めで、老化防止や高血圧などに効果があると言われています。今回は、素材の味を最大限活かした「揚げなす」のレシピをご紹介しましょう。ジューシーな味わいで、おかずとしてはもちろんお酒のおともとしても活躍してくれますよ。

【画像を見る】作り置きしておくと便利な「なすの揚げびたし」/料理:飛田和緒 撮影:広瀬貴子

■ 薬味におぼれる揚げなす

【材料・2人分】

なす 3個、貝割れ菜 1パック、みょうが 2個、おろししょうが 大さじ1、オイスターソース 大さじ2、しょうゆ、酢 各大さじ1、

【作り方】

1. なすは縦半分に切って皮目に5〜6本切り目を入れ、斜め3等分に切って水けをしっかり拭く。

2. 貝割れ菜は1cm幅に切り、みょうがは粗みじん切りにする。ボウルにオイスターソース大さじ2、しょうゆ、酢各大さじ1、好みでラー油を入れて混ぜ合わせ、貝割れ菜、みょうが、おろししょうが大さじ1を加えてさっくり混ぜる。

3. フライパンに揚げ油を1cm深さまで入れ、高温(約180℃)に熱する。1を入れて上下を返しながらしんなりとするまで揚げ、油をきって2にひたす(夏は冷蔵室で約半日冷やしてから食べるのがおすすめ)。

(221Kcal、塩分3.4g)

口の中になすと薬味のうまみがジュワッと広がる一品。余っているみょうがやしょうがを消費したいときにもうってつけです。アツアツのできたてを食べるのもおいしいですが、暑い日には冷蔵庫に入れて冷やしておくのも◎

■ なすの揚げびたし

漬け汁ごと保存容器に入れておけば、冷蔵室で約4日間保存できます。お好みでみょうがや万能ねぎ、しょうがを添えるのもおすすめ。

■ 揚げなすの中華漬け

味がよくしみ込むように、揚げたてを漬け汁に入れるのがポイント。甘酸っぱいピリ辛味が食欲をそそってくれます。

■ 揚げなすのもずくソースがけ

もずくを細かく刻み、しょうが汁やめんつゆと混ぜるだけでソースが完成。揚げ焼きにしたなすにかければ、深みのある味わいに。

■ 揚げなす

なすは揚げる直前に乱切りにすること。一個分ずつ高温の油でサッと揚げていけば、なすの紫色が鮮やかに仕上がります。

なすはあまり日持ちしないので、できるだけ早く使いきるように気をつけて。低温にも弱いため、冷蔵庫を使用する際にはポリ袋に入れて野菜室に保存しましょう。(レタスクラブニュース)