2年前の今日、2018年5月26日にレアル・マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)決勝でリバプールと対戦。3-1で勝利し、史上初のCL3連覇という偉業を成し遂げた。

そして、それはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリーでプレーした最後の日でもある。

2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに加入して以降、圧倒的な攻撃センスでシンボルスターの座を射止め、数々の栄冠に多大なる貢献度を誇ったC・ロナウドだが、フロレンティーノ・ペレス会長との不仲もあり、2018年夏にユベントスへと移籍した。
C・ロナウドが退団した2018-19シーズンのマドリーはコパ・デル・レイでベスト4、CLベスト16に終わり、ラ・リーガでも3位に終わっていた。今季は守備面での改善が見られ、中断前のリーグでは首位バルセロナと勝ち点差2の2位につけているが、ゴール数という面ではバルセロナが「63」なのに対し、マドリーは「49」となっている。

スペイン『アス』によると、C・ロナウド在籍時(2009年〜2018年)のマドリーの1試合平均ゴール数が2.66なのに対し、C・ロナウド退団以降は1.77まで減少しているとのことだ。

1試合でのゴール数がそこまで多くないサッカーにおいて、平均で1点近くゴール数が減るのはかなり大きな影響だろう。

C・ロナウド退団から2年が経つレアル・マドリーだが、依然としてその穴を埋めきれていないのかもしれない。