ヘンリー王子とメーガン妃は今年に入り、王室の公務から引退。現在はLAに滞在している。メーガン妃が結婚後、イギリス国内でどれほど否定的に報じられてきたかを考えれば、夫妻の決断の理由は十分に理解できると言えそう。

さらに、王室担当記者のケイティ・ニコルが先ごろ『タイムズ』紙で明らかにしたところによれば、メーガン妃は王室内で、自分に対する“陰謀”が企てられていると感じていたとのこと。

ケイティは関係筋の話として、次のように伝えている。

「メーガン妃は自身に対する陰謀が企まれていると確信していました。そのため(ウィンザー城の)フロッグモア・コテージに引っ越した後は、家に引きこもっていました」「同妃は最初から、自分はよそ者だと感じていました」

関係筋はまた、次のようにも話しているという。

「メーガンが悩んでいたことのひとつは、自分自身の収入が得られなかったことです。彼女はずっと働いていましたから、そのことで満たされない気持ちになっていたのでしょう」「夫妻が王室を離れたいと考えた主な理由には、経済的な自由を手に入れたいということがありました」

いっぽう、LAに移り住んだことで、今度はヘンリー王子が苦しんでいると伝えられている。関係筋はこれについて、「イギリスでは、王子には確立された生活がありました。LAにはほとんど知り合いもいません」と述べている。

「王子はいま、孤独で方向性を見失ったような、イギリスでメーガン妃が持っていたような感覚を少し、持っているかもしれません」

とはいえ、レオナルド・ディカプリオなど何人かの友人はできたというヘンリー王子。LAでの生活も心境も、少しずつ良い方に変化していくことを願いたい。

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