【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情525】



独身女性の中には長年、運命の人を探し続けている人もいるはず。顔?家柄?年収?勤め先……みなさんは男性を見るとき、どこを見ていますか?

運命の人に巡り会いたいなら、相手のバックヤードはあまりフォーカスしないほうがいいかと。

■外見や年収よりも相性を重視して


「人は見た目じゃない」と言いたいところですが、運命の人かどうかを見極めるとき、“生理的に無理か否か”は大きく関係しますよね。

だって、どんなに優しくても、見た目の時点で生理的に無理なら好きになれないし、一緒にいてもリラックスできないしで……恋にも愛にもなりませんから。

ただ「生理的に無理というわけではないけど、背がそんなに高くないし……」くらいのことで、最初から恋愛対象外にしちゃうのはもったいないですね。もしかしたら、その人が運命の人という可能性もあるので。

運命の人って、あなたの理想の“条件”を満たすじゃないと思うんです。条件を満たす人は、運命の人ではなく単に“理想の人”なだけ。

見るべきポイントは条件ではなく2人の相性かと。まぁ、これも許容範囲付きですよ。だって、話はすごく盛り上がるけど、借金まみれという男性は嫌でしょう?

2人の相性が良く、かつ相手の性格や物事に対する考えなどがあなたの許容範囲である人。そういう人こそあなたの運命の人なんじゃないでしょうか。

そう、なので運命か否かってデートを重ねたり、実際付き合ってみたりしないと、実際のところわからないんです。

■運命の人に出会えたら安心感がある


ただし、出会ったばかりの、相手の内面をよく知らないときに、直感で「この人だ!」と感じるかどうかも大事だと思います。

筆者も以前、初めて会った瞬間「あ、私この人と付き合うんだ」と感じ、しばらくして本当に交際がスタートして、数年後に結婚の話まで行ったことがあります(諸事情により結婚することなく別れましたが)。

全然タイプでもない男性なのに、なぜか会った瞬間に付き合うってわかったんです。とはいえ、そういう感覚はなくとも、交際中の相手が運命の人ということもあるでしょう。

ただドキドキするだけの恋愛って、盲目状態で、感情の振れ幅が大きく、些細なことで不安になったり、駆け引きとか束縛とかがあったりで、運命の恋というより恋愛ゲームみたいなものですよね。

ですが、運命的な恋愛をしているときって、単にドキドキするだけでなく、好きという感情はあるけど気持ちに落ち着きと余裕があって、不安や心配が少なく、安心感の強い幸せを覚えます。

お互いに集中すべきことにはちゃんと集中でき、一緒にいることで元気になれて、人間的にも成長もできる関係が築けていたりします。

盛り上がるだけでなく、付き合ったことの相乗効果で、お互いがより良くなっていくと感じられる関係なら、運命的な恋かと。

今の彼氏や元カレと付き合ってから自分はどうなったか、ちょっと振り返ってみましょう。

■運命の人とはもう出会っているかも


「私の運命の人はどこ!?」と探し回って疲れ気味のみなさん。もしかしたら、その相手に既に出会っていて、単に見落としているのかもしれません。今まで出会った男性の中で相性が悪くない人を思い出してみてくださいね。