マジョルカでプレーする日本代表MF久保建英(18)を巡る争奪戦はレアル・ソシエダとレアル・ベティスの優勢が際立っているようだ。

昨夏にFC東京からレアル・マドリーに加入した後、ラ・リーガでの出場機会を求めてマジョルカにレンタル移籍した久保。徐々に存在感を発揮し始め、公式戦25試合に出場して3得点3アシストを記録している。

昇格チームで居場所を確保する久保だが、レンタル契約は今季限り。シーズン終了後のレアル・マドリー復帰が既定路線だが、来季も再び移籍が予想され、強豪パリ・サンジェルマン(PSG)の関心が取り沙汰されている。

しかし、スペイン『La Razon』によると、ソシエダとベティスのスペイン2クラブが現時点における久保の有力な新天地候補だという。

レアル・マドリーはソシエダに貸し出しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを復帰させるべく、久保や他の選手をレンタルする条件のオファーを打診。ソシエダも久保の加入を歓迎しているようだ。

しかしながら、ソシエダは来季もウーデゴールをキープしたい意向も示している様子。それが合意に至らなければ、すでにレンタルのオファーを出すベティスが次の移籍先候補に挙がってくるという。