ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドは息子に大切なことを伝えている。24日、英『ESPN』がポルトガル『TVI』のインタビュー内容を伝えた。

 現在35歳のC・ロナウドには4人の子どもがおり、長男のC・ロナウドJr.は今年で10歳になる。ユベントスの育成組織に入っている息子とともに、C・ロナウドは母国ポルトガルのリスボンへ。そこで見たもの、そして息子に伝えたいことをインタビューで語った。

 C・ロナウドは息子と同じ10歳の頃にサッカーを本格的に始め、12歳でリスボンに移住した。昨年、息子と共に昔住んでいたリスボンを訪れたC・ロナウドは、ルームメートと一緒に暮らした部屋を見せたという。

 その部屋を見たC・ロナウドJr.は「パパ、本当にここに住んでいたの?信じられない」と今の暮らしぶりと比較して驚嘆。C・ロナウドはインタビューに対し、「子どもたちはすべてのものが簡単に手に入ると思っているんだ。家や車、身に着けるもの、空から降ってくるとね」とその考えを理解し、そして息子たちに教えたことを語った。

「ジュニアに、そしてこれまで学校に行ったときも子どもたちに植え付けたいことがあるんだ。教えたいこと、それは今手にしている才能で満足してはいけないということ」

「子どもたちに伝えたいのは、とにかく一生懸命に熱心に取り組むということ。それをしたときに初めて、あなたは自分が望むものを手にすることができるんだと」