『エヴァンゲリオン』に登場するキャラクターのなかでも人気の葛城ミサト。容姿端麗、頭脳明晰、抜群の判断力と行動力、部下からも上司からも信頼が厚い。そして人間的にも、常に誠実で思いやりのある性格で決して利己的にならない。どこからみても理想の上司であるミサト。

 そんな、完璧なキャラクターでありながら、プライベートは、料理はおろか部屋の片付けも出来ず、夜毎大酒をあおる残念な親父のような生活を送っています。職務はNERV/戦術作戦部作戦局第一課 課長、中間管理職でも相当重い責務を担い超ストレスの日々。まあ、発散場所がお酒に向くのも理解ができます。

 だが!しかし!ビールの消費量が半端なかった!

 プライベートのシーンでは缶ビールを片手に写るシーンが多くあり、今回はいったいどれだけ飲んでいるのかを新劇場版で検証してみたいと思います。

 新劇場版『序』で初めてシンジを自宅に招き入れるシーン。散乱する荷物とゴミの数々、 ミサトの「まあ〜ちょっち、散らかってるけど……」という言い訳のあとに部屋に入り絶句する碇 シンジ。足の踏み場も無いとは正にこのこと。

 おそらく、この家でのシンジの最初の仕事はリビングの片付けだと思われます。少し片付いて、ましになった、リビングで食事が始まるのですが、リビング内に散乱していたであろう、空のビール缶がテーブルに積み上げられています。

【その数26本】

ミサトが部屋に入り部屋着に着替えるシーンがあるのですが部屋の中に散乱するビール缶。
【その数8本】

合計34本 銘柄はヱビスビールとキリンラガーの2銘柄でそれ以外はありません。

 それでは、この数をミサトは、何日で飲み切ったのか?「実は、私も先日この町に引っ越してきたばかりでね…」というセリフがあり、住みだした日数も浅いようです。

 ヒントは、シンジの入浴シーンにありました。ミサトの洗濯物が3日分干されているシーンがあります。 (まあ、サービスショットでしょうが…シンジは思春期の男の子なんだしせめて隠すとか、あってもよろしいかとは思うのですが…)

 ということは、わずか3日で34本の缶ビールを飲み干したことになります。因みに銘柄はヱビスビールがメインで描かれていますがキリンラガービールも意外に飲まれています。

 およそ、ヱビスビール2 :1 キリンラガービールの割合です。冷蔵庫の中身もほぼそうなっています。

 シンジが開いた冷蔵庫の中身は、おつまみ、氷、ビールのみでヱビスビールの量が棚2段に対してキリンラガービールが棚1段です。画面では縦3個×横6列のヱビスビール18本が2段とキリンラガービールが縦3個×横5列の15本が1段とびっしり詰まっています。

 しかしこれらは、冷蔵庫の一部に過ぎません。だらけの冷蔵庫となっているのでしょうこれらの事象も後に説明がつくことになります。

 ミサトのび〜るの消費量に話をお戻しますと、その量なんと1日辺りの消費量11.3本です。それでは年間消費量の計算ですが

◆前提条件◆
・あくまで家飲みでの算出です。
・休肝日は考慮しません。

365日×11.3=4124.5本
4125本×359ml=1443750ml
リッターにするとおよそ1444リットル
24本入りケースにすると172ケース
月当たりおよそ15ケースになります。
単純計算で何と2日で1ケース消費することになります。

 またビールの量を分かりやすく説明すると家庭のお風呂が大体200リットルなので、およそ7.2杯もの量をひとりで飲んでいるのです、もはや化け物です。

ビール缶の高さを積み上げる高さはなんと
4125本×122.2弌504075mm 
ざっくり504m の高さになります。

 これは、虎ノ門ヒルズ森タワーを縦に2棟積み上げる位の高さになります。冷蔵庫にビールが一杯詰まっていることが理解できると思います。

◆銘柄の振り分け◆
★エヱビスビール 2750本
★キリンラガービール 1375本

★ヱビスビール 2750本×226円=621,500円
★キリンラガービール 1375本×203円=279,125円
年間合計900,625円

いかがでしょうか? 今回算出したのは、あくまでビールのみです…。

 日本酒の獺祭も好きで一升瓶を抱えて寝ているシーンもあります。確認しただけで1升瓶が10本以上並んでいます。氷を常備しているので、ロックかストレートで飲むのだと思いますが、それらも精査するとこんな金額では収まりません!

 ミサトは特殊国家公務員でかつ二佐(後に一佐に昇進)と高給取りなので、それ程問題はないと思われますが…。ビールメーカーさん、これだけの貢献度、是非葛城ミサトをイメージキャラクターか大使に任命して上げて下さい!

 若くて健康なのでこれだけ飲めるのでしょうが、くれぐれも、お体にはご自愛ください。

参考文献および資料
新劇場版 ヱヴァンゲリヲン 『序』『破』
ウィキペディア 葛城ミサト
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