アメリカのノースカロライナ州で暮らすレイチェル・ブルマートさんが、新型コロナウイルスに感染しました。同氏は3週間にわたり外出を控えていたそうですが、それでも新型コロナウイルスに感染してしまったということで話題を集めています。

Charlotte woman hasn't left her house in three weeks but tested positive for COVID-19 | wcnc.com

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NC woman gets COVID-19 despite staying home for three weeks

https://nypost.com/2020/04/13/nc-woman-gets-covid-19-despite-staying-home-for-three-weeks/

免疫系が正常に機能しなくなる病気である自己免疫疾患を患っているブルマートさんは、2020年3月18日に薬局へ行ったのを最後に、3週間にわたり外出を控えていたそうです。ブルマートさんは自身が自己免疫疾患を患っているため、新型コロナウイルスに感染して合併症を併発させることを恐れ、社会的距離を保つために外出を控え続けていたとのこと。加えて、ブルマートさんは自宅で夫とは別々の部屋で暮らし、可能な限り人との接触を避けていたそうです。自宅の共有スペースはキッチンだけだったとのこと。

できる限りの新型コロナウイルス対策を行っていたブルマートさんですが、2020年3月22日頃に新型コロナウイルスの症状が出始め、4月5日に緊急治療室へ運び込まれ、4月9日に検査を実施、そして4月10日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査結果で陽性、つまりウイルスに感染していることが明らかになりました。ブルマートさんは「これは本当に恐ろしいものです」「私がこれまで経験した中で最も恐ろしい病気です」とWCNC.comに語っています。

ブルマートさんは「私は自分がすべて正しく行っていると本当に思っていました」と語り、自身の新型コロナウイルス対策は完璧であると考えていたそうです。実際、ブルマートさんは可能な限り人との接触を避け、夫ともキッチン以外のエリアを共有せず、頻繁に手洗いを行っていました。3週間の自宅隔離中にブルマートさんが会ったのは、薬剤師である夫のほか、食料品店で購入したものを自宅まで届ける配達員だけでした。

しかし、この配達員が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになっており、ブルマートさんはこの配達員からウイルスをうつされた可能性が指摘されています。ブルマートさんは常に荷物の受け取り時には手袋を着用していたそうですが、1度、手袋をせずに荷物を受け取ったことがあると語っており、また、受け取った食料品の拭き取り掃除を怠ったそうで、これが感染経路となった可能性があります。

ただし、新型コロナウイルスには1〜14日(平均5.6日)の潜伏期間があり、症状が出始めたのが3月22日であることから、自宅隔離前から感染していた可能性も指摘されています。なお、新型コロナウイルス感染症を発症し、ブルマートさんはせき・発熱・頭痛・呼吸困難といった症状を経験しています。しかし、新型コロナウイルスの検査を受ける基準を満たすには「症状が出てから数日かかりました」と語りました。