現地時間4月6日(月)、ヘンリー王子とメーガン妃はチャリティ組織を「アーチウェル(Archewell)」と命名したことを新聞「デイリーテレグラフ」のインタビューの中で明らかにした。愛息子のアーチーとギリシャ語の「Arche(アルケー)」という言葉にインスピレーションを得たことも明らかにしている。

これまで財団「サセックスロイヤル」を立ち上げ、同じ名称でインスタグラムのアカウントやホームページを運営していた王子と妃。でも実は「サセックスロイヤルよりも前にArche(アルケー)というアイディアが生まれた」とインタビューの中で語っている。「アルケーとはギリシャ語で『行動の源』という意味だ。この概念と、私たちがいつか作りたいと思っていたチャリティ組織を結び付けていた。そしてこの言葉は息子の名前のインスピレーションにもなった。何か意味のあることをする、重要なことをするという意味だ」と説明している。また「アーチウェルは強さと行動を意味する古い言葉と、私たちが頼りにしていかなくてはいけない深い資源を組み合わせた言葉だ」とコメント、「Well(ウェル。井戸の意)」に込めた意味も明らかにした。

王子と妃はこのチャリティ組織で映像やポッドキャスト、書籍などを含め、様々な「教育やトレーニングに関連する教材を共有する」計画を立てているという。活動の詳細は明らかにしていないが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが収束し「しかるべきときがきたらアーチウェルの発足を発表できるのを楽しみにしている」と語っている。続報に注目したい。