新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行をうけ、学校ではオンライン学習への移行が進みつつありますが、携帯3社がそれを支援する方針を固めたと日本経済新聞が報じています。
日経によると、総務省が近く
NTTドコモ、
au、ソフトバンクの3キャリアに支援要請を出し、3キャリアはそれに応じてデータ通信の一部無償化を実施する方針としています。
オンライン学習ではビデオ会議システムなどを使うことから安定したインターネット通信が必要となりますが、自宅でのネットはスマホだけという学生も多く、オンライン学習実施の阻害要因となっていました。
支援は災害時のデータ無償化と同様に、追加のデータ容量を一定量まで無償とするかたちとなる見込みで、日経は事業者によってはテザリングも無償化対象となるもようと報じています。
■3キャリアのコメント
Engadgetが確認したところ、NTTドコモは「弊社からの発表ではございません」と回答。
auを運営するKDDIは「現時点で総務省から要請が出ている事実がないと認識していますが、要請が出れば前向きに対応にします。決まり次第発表します」と話しました。
ソフトバンクは「詳細は決まっていないが、検討している」とコメントしました。